南海トラフ地震警戒情報

Twitterにて減災活動、情報発信を行っています。@T1ZEg2jynaj9lQ7


【Q&A】南海トラフ周辺の異常値や四国沖の地震について


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すごく励みになるお言葉を頂きありがとうございます。


救ってくれたという表現は少し大袈裟かもしれませんが、そう言っていただけるだけでも私も自分の活動に大きな意味を改めて見出すことができます。


地震災害というのは、いつ、どこで起こるのかが予測できず不意をつかれたように発生するために、その分他の災害と比較して恐怖を強く感じます。


しかし、家具の固定、落下防止、ガラスの飛散防止、建物の耐震化などといった揺れに対する最低限の対策に加えて、避難場所と経路の定期的な確認。これさえしっかり出来ていれば地震によって命を落としてしまう最悪の事態はかなりの確率で避けることができます。


備蓄品はあくまで不便な避難生活をなるべく快適に過ごすためのものであって、津波や火災などで一刻を争うような状況の場合には逆に逃げ遅れの原因にもなりかねませんので、最低限の身を守るものだけを身につけて避難するのが好ましいです。(ヘルメットや手袋など)


防災グッズや備蓄品に関しては、「余裕があれば持ち出す」ということを頭に入れておきましょう。


揺れの対策と避難経路の確認さえできていれば、避難の判断を誤らない限りは命を落とす可能性は低いということを理解していれば、地震に対する恐怖を消すことはできないまでも、それに対する不安やストレスは少しでも軽減できると思います。


避難場所の確認は始めは何時間、何日、何ヶ月かかってもいいのでハザードマップなどを見ながらしっかりと検討し、実際に時間を計りながら歩いてみたりしてください。


東日本大震災では「津波避難場所」として指定されていた建物の多くが津波に飲み込まれてしまいました。


このような事例も考慮しつつ、しっかりと調べて検討する必要があります。


始めはめんどくさくてやらない人が多いですが、一度決めてしまえばあとは定期的に確認すればいいだけですので楽です。


子供やペットがいれば散歩しながら安全な経路を探してみたり、決まれば定期的に子供やペットの散歩コースとして設定すれば万が一子供が親とはぐれてしまった場合でもいつもの散歩コースを覚えていれば、子供ははぐれた母親、または父親に会うために咄嗟にそこへ向かって行動することができます。


このような「散歩コースを避難経路に設定する」という対策は、子供の心理上かなり効果の高い防災対策として今では様々な防災士の方が推奨していますので、いつ起こるのかわからない地震災害から子供の命を守るためにもオススメです。


あとは「正常性バイアス」という災害時に命取りとなる人間の心理現象についても深く理解しておく必要がありますので、ぜひ、調べてみてください。


長文失礼致しました。





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避難場所を決める際には、まず、自分のお住まいの地域で津波の浸水が想定されているのかどうかを確認します。


次に何メートルの津波が何分で到達するのかというデータも南海トラフ地震の場合、地域ごとにシミュレーションにより最悪の想定として細かく設定されていますので確認してください。


たとえば10分で10メートルの津波が想定されていると仮定します。


その場合、徒歩で10分で行ける範囲を地図で囲ってみましょう。


次にその囲った範囲内から海抜10m以上の高台や、10m以上のビルなどの頑丈な建物をすべてしるしをつけます。


そのしるしをつけた場所まで実際に歩いてみて、一番早く、安全にたどり着けそうなところを探します。


周りに倒壊しそうな木造家屋が密集していないか、土砂崩れの恐れがある場所を通らないか、川が近くにないか、車が密集して歩行者が通りづらくならないか、火災や液状化などで塞がれていた場合他の経路へ変更することが可能かどうかなどあらゆる危険を想定しながら歩き、もっともリスクの少ないと思う経路を地図をなぞりながら探してみましょう。


メインとなる避難経路を一つ決め、その他、そこが使えない場合に予備の経路としてもうひとつ安全な避難場所、経路を作成しておくとより安心です。





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異常値が出ているため非常に興味深く観察をしていますが、地学的な視点からみるとまだ直ちに発生する可能性は低いと考えられます。


南海トラフ地震ではない、周辺での地震が発生する可能性を懸念しております。


たとえば日向灘沖の地震などで、その場合に南海トラフ地震が誘発されるという可能性も考えられるため注意しています。


地震の規模に関しては、南海トラフすべての領域が同時に割れる「連動型」で発生する場合、東日本大震災以上の強い地震になる可能性があります。


また、震源域が陸地にまで達するため311と規模が同じであっても当然揺れは強く、津波の到達も早くなるため被害は甚大なものになります。





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具体的には周期説や活動期、隆起量などの南海トラフの予測研究に関する地学的な知見からは直ちに発生することは考えにくいです。


オリンピックに投資する予算を防災事業にあてると何人の命が救われるのか。という気持ちはあります。




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北海道~東北沖及び南海トラフ周辺での観測データに異常が見られた事実や、TEC値では東日本大震災の数日前に見られた異常値と疑似したデータを観測しているなどの事から、少なくとも中規模以上の地震が発生する可能性が高まっていると判断し、臨時配信をさせていただきました。


以下がTEC値の異常ですが、このデータが確認されてから数時間後には四国沖でM4.8の中規模地震が発生しており、またそれ以前に観測された異常値に対応すると思われる地震活動では千葉県東方沖でM5.9の地震、沖縄地方や硫黄島など離れた場所でも中規模地震が発生しています。


今後もどこかで中規模以上の地震が起こる可能性が高いとしてマガジンだけでなくTwitterでも注意喚起として発信させていただきました。


よろしくお願い致します。





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南海トラフ周辺で異常があったため、四国沖の地震はそれに対応する地震活動である可能性が考えられます。


南海トラフへの影響は特別心配する必要はないと考えておりますが、震源やその他観測データなどの推移から今後、日向灘沖での地震活動を懸念しております。