南海トラフ地震警戒情報

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バヌアツでM6.4の地震発生!日本との関連性!「バヌアツの法則」の根拠は?


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バヌアツでM6.4の地震発生!


南太平洋のバヌアツの近海で、21日正午前(日本時間)にマグニチュード6.4の地震が発生しました。


震源地はバヌアツ南部のタフェア州のおよそ59キロ沖合で、深さは226キロでした。



バヌアツの法則について


これらの地域では度々大きな地震が発生するのですが、そのたびにネット上で話題になるのが「日本での地震が連動するかもしれない」という噂です。


2016年4月3日にバヌアツでM6.8という大きな地震が発生して、その後14日にもM6.0の地震が発生し、偶然、直後に日本で熊本地震が発生したことでオカルトサイトにそれが掲載され、一気に注目を浴び、「バヌアツの法則」と呼ばれ始めました。



互いに太平洋プレートで繋がっている


これについて関連性があると答える人の根拠を見てみると「日本とバヌアツは太平洋プレートで繋がっている」といいます。


確かに太平洋プレートで繋がっているというのは間違いではありませんし、プレート内部では地震波が減衰しにくいという点からもプレート内部で誘発地震を引き起こしても不思議ではないでしょう。



海外の地震が日本での地震活動に影響を及ぼす可能性については、完全に否定しているわけではありません。


しかし、もともと話題となった「熊本地震」について言えば少し見方が変わってきます。


この「バヌアツの法則」と呼ばれるものの根拠は「互いに太平洋プレートで繋がっている」という点にあります。



しかし直接、太平洋プレートと接しているのは東日本であって熊本地震が発生した九州地方は西日本にあたります。


西日本の下に沈み込むプレートは太平洋プレートではなく「フィリピン海プレート」なのです。



遠く離れた太平洋プレート内で発生したM7の地震波が仮に日本列島まで減衰せずに伝わったと仮定して、まずフィリピン海プレートとの境界で大きく減衰します。


また、熊本地震はフィリピン海プレート内で起きた地震ではなく内陸プレート、つまりユーラシアプレート内部で発生した地震です。


したがって、フィリピン海プレートからユーラシアプレートに地震波が伝わる際には、さらにエネルギーが減衰してしまいます。



あくまでそのままのエネルギーで日本列島にまで地震波が伝わったと仮定してシミュレーションを行ったとしても、それがフィリピン海プレートを超えてさらにユーラシアプレートにまで影響を及ぼすとは考えられません。


つまり、熊本地震がバヌアツでの地震の直後に発生したのが偶然であったことが説明できます。