南海トラフ地震警戒情報

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【放射能】どのくらい被ばくしたら身体にどのような影響が出るのか?


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どれくらい被ばくしたら身体に影響があるのか?


例えば基準として、人が一生の間に被爆する自然放射線の量は「約160ミリシーベルト」であるという調査結果があります。


これは大地や建物から放出される放射線によるもので、ウランやラジウム、カリウム、ラドンなどの微量の放射性物質を人は年間に約0.48ミリシーベルト浴びていると言われています。


また、食物の中にも微量のカリウム等の放射性物質を含んでいるものがあり、これらの食べ物を体内に取り込むことにより、年間約0.29ミリシーベルトの放射線を受けているとされています。


これらの自然放射線により、人は年間で約2.4ミリシーベルト被爆しているといいます。



また、それ以外に日本人がレントゲン撮影やCTスキャンなどの医療放射線からうける年間の平均放射量は約2.3ミリシーベルトです。


当然この程度の被爆では人間の身体に影響はありません。


世界で最も自然放射線量が多いとされるイランでは年間に約10ミリシーベルトもの放射線をうけるといいますが、それによる健康被害の報告はありません。



では、いったいどのくらい被爆すると健康被害が生じるのでしょうか?



結論から言いますと、健康へ影響が出始めるのは100ミリシーベルトを超えたあたりからです。


例えば一度に100ミリシーベルト以上の放射線を受けると、発がんのリスクが0.5%程度上昇するとされています。


しかし、これは喫煙などの生活習慣を原因とするがんの危険性の数十分の一程度とかなり低い値です。



放射線による人体への影響は、放射線を受けて数週間以内に症状がでる「急性障害」と、数か月から数十年後に症状がでてくる「晩発障害」とに分けられます。



「急性障害」には吐き気や嘔吐、脱毛などがあり、これらは原発のごく近くで被爆をした場合に起こります。


「晩発障害」には白内障やがんなどが挙げられます。



ミリシーベルトとマイクロシーベルト


1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトとなります。


自然放射線による一人あたりの被ばく量は年間2.4ミリシーベルトと考えると「マイクロシーベルト」は非常に小さな単位ということがわかります。



福島第一原発の事故では、近隣の町で「20マイクロシーベルト毎時」という数値が測定されましたが、これはその場所に1時間いると被爆する量のことを指しています。


つまり、そこに5日間いると日本人が年間に浴びる平均値に達する計算です。



ちなみに、この福島原発の緊急作業によって浴びる放射線の上限は「250ミリシーベルト」となっており、十分健康被害を受ける数値です。



放射線の量とそれに伴う人体への影響は以下の通りです。


・100ミリシーベルト
発がんリスク0.5%上昇


・500ミリシーベルト
リンパ球が減る


・1000ミリシーベルト
10%の人が吐き気、嘔吐


・3000ミリシーベルト
毛が抜ける、50%の人が亡くなる


・5000ミリシーベルト
白内障、皮膚の紅斑、永久不妊


・7000ミリシーベルト
100%の人が亡くなる