南海トラフ地震警戒情報

Twitterにて減災活動、情報発信を行っています。@T1ZEg2jynaj9lQ7


Twitterに投稿された「デマ情報」が数千人の命を奪うことも!?「正しい情報収集を覚えることも備えの一つ」

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私はずっと災害時の情報収集のツールとして「Twitter」が役に立つと言い続けています。


しかし、これは一部の人には危険を伴うこともあります。


それが「デマ情報の拡散」です。



熊本地震の際に拡散されたデマ情報は、ニュースにもなり大きな問題として取り上げられました。


ニュースや実際にツイートを見たかたはご存じのかたは多いかと思いますが、災害時にこのようなデマは必ずといっていいほど呟かれているのです。



このようなデマ情報によって、直接的な被害は生じにくいのですが、時には被災者の不安や傷口を広げ、せっかく慣れてきた避難生活を妨げる恐れもあります。


また国民によって拡散された情報は人々の行動を大きく変えてしまいます。


それが最悪の事態にまで発展したのが、1923年の関東大震災の際に起きた朝鮮人虐殺事件です。


これは関東大震災によって壊滅的な被害を被り民心と社会秩序がひどい混乱に陥ったことを受け、内務省が各地の警察署に治安維持に最善を尽くすことを指示したことが始まりでした。



このときに出された内容の中に「混乱に乗じた朝鮮人が凶悪犯罪、暴動などを画策しているので注意すること」というものがありました。



この内容が行政機関や新聞、民衆を通して広まり、朝鮮人や、間違われた中国人、内地人であるところの日本人などが殺傷されるという事件が発生したのです。


さらにこの殺傷行為は警察官の目の前でも堂々と行われていたといいます。


この事件によって犠牲になった人の数は数千人に及びました。



当時の日本政府は地震前に発生した朝鮮の三・一運動や台湾の大規模デモを流血鎮圧した経験から、これら植民地の独立運動を行う一部の民衆の抵抗に警戒感を抱いていました。


つまり、当時の朝鮮人への無理解と民族的な差別意識によって生み出された情報によって最悪の事態に発展してしまったのです。



この事件から伝えたいことは、単なる「デマ情報」が数千人もの命を奪うことにもなりかねないということです。


被災した人々の心は特に周囲から入ってくる情報を鵜呑みにしてしまい、思わぬ行動を起こさせてしまいます。


現代ではTwitterなどのSNSに投稿されたデマ情報が拡散されることによって、最悪の事態が発生する恐れがあるのです。



それを防ぐために皆さんが行うことは、まずデマ情報かどうかを判断するために正しい情報を普段から取り入れること。


そしてデマ情報を見つけた場合は、拡散しないこと、誤った情報であることを示し、通報すること。


また、災害用のアカウントを作成しておき、適切な情報を提供してくれるアカウントのみフォローして、災害時はそこから投稿される情報のみ取り入れるということも重要です。


また、スマホの充電が切れてしまった場合、Twitterにアクセスできなくなってしまいますので、手回し式のラジオを一つ持っておくのも重要な備えです。


ラジオから送られてくる情報は、Twitter程細かいことまではわかりませんが少なくとも災害時に必要な情報は得ることができますし、デマ情報に惑わされる心配もありません。


自宅のわかりやすいところに置いておくか、常にバッグの中にしのばせて、いつくるかわからない災害に備えておきましょう。