南海トラフ地震警戒情報

Twitterにて減災活動、情報発信を行っています。@T1ZEg2jynaj9lQ7


【注意】千葉県での複合災害の危険リスクについて


f:id:tsukasa-fp:20190920204731j:plain



9月は非常に台風の発生が多くなる時期です。


今月には関東地方を猛烈な台風が襲い、大きな被害が生じた上にいまだに続く大停電によって住民の生活に多大な影響を及ぼしています。


毎年来る夏の猛暑もまた一つの「災害」と言われ始めております。


そんな猛暑時に停電が襲ったことで、熱中症などの被害も相次いでいます。


TVのニュースやネットで見ている映像より遥かに深刻な事態が現場では起きています。


屋根が飛ばされた、家が倒壊している、停電が長く続いているという事実だけを見てもわからない被害、つまりその現場で生活をする住民、直接現場を見に行かないとわからない被害がたくさん隠れています。


熱中症もその一つで、予防策として車中泊をせざるを得ない人も多数います。


お風呂、トイレ、料理など生活のあらゆる場面で電気は必要としますので、幼い子供などがいる家庭では特に大変な生活を強いられているでしょう。



さらにその後、再び日本列島には台風が近づいてきており、万が一千葉県を通過してしまうと被害がさらに拡大してしまう可能性が高いです。


一度被害を受けた場所は、当然ながら日本の中でも特に災害に弱い地域となっています。


そんな場所にさらに地震災害まで起こるとなると、どこまで被害が拡大してしまうのか想像したくもありません。



というのも、この時期になってくると地震学者の間でも注目を集めるのが「台風と地震の関連性について」の研究テーマです。


最近の例で特に注目したのが、2018年9月の北海道胆振地方での大地震でした。


この地震では道内全域が大停電に見舞われ、厚真町では北海道史上初の震度7を観測。


土砂崩れや家屋倒壊が起こり、数十人の犠牲者が出てしまう甚大な被害地震となりました。



実は、この地震が台風によって引き起こされた可能性があると考えられているのです。



北海道で地震が起こる直前、日本列島では今世紀最大級と言われる台風が上陸していました。


この台風は日本列島を北上し、北海道にまで到達しました。


このときの台風は950ヘクトパスカル以下の「超低気圧」の台風であり、このような大型の超低気圧が通過すると地盤に影響を及ぼす可能性があるということが気象学、地質学などあらゆる専門家たちの間で言われ始めています。


異常な変動で以前から歪みが生じていた北海道胆振周辺の地盤が、超低気圧の通過により隆起し、その地殻変動をきっかけに大地震を引き起こしたという可能性が指摘されているのです。


確実に相関性があるとは言えませんが、これからの台風が発生しやすい時期、同時に地震にも注意が必要であるということも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。



関東地方の南部、特に千葉県では以前から地震活動が活発になってきており、また地殻変動も頻繁に異常値が観測されています。


現在一番注意しなければいけないのが、南関東圏で起こるM7クラスの直下地震です。


すでにこの地震は周期的にみると切迫していて、いつ起きてもおかしくない状態であると言われています。


さらに房総沖では、近い将来、巨大地震の発生が懸念されており、もしそれが発生した場合地震だけでなく大津波による被害まで生じることになります。



つまり、台風による甚大な被害に見舞われた現在の千葉県では、「複合災害」の危険リスクが高い状態にあるという意識が重要なのです。