南海トラフ地震警戒情報

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大阪府、京都府などで地震のリスクが高まっている!?

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先月の7日から、大阪府北部や京都府南部で異常な変動が度々見られておりました。


まず、西京周辺の変動データを見ると、南方向へ通常時のおよそ2.5倍以上の変動が見られています。


過去の統計からは、通常時の変動の2倍以上動くと地震が発生しているケースが多いのですが、力の加わる方向やその断層によって当然ばらつきがありますので、今後この変動が地震を誘発させるかどうかは定かではありません。



さらに広範囲で見てみると、木津川周辺では西方向へ、そして大阪の寝屋川周辺では北東方向へ比較的大きな動きが見られています。


このことからわかるのは、それぞれ動いている方向に圧縮力が加わっているため、この3つの領域の内側に特に大きな圧縮力が生じていることになります。


また、木津川周辺から東方向、西京周辺から北方向へも大きな引っ張る力が生じています。


西京周辺で大きな圧縮力が生じている証拠として、国土地理院の公開している隆起量データを見てみるとわかる通り、他と比べて大きく隆起していることが一目で確認できると思います。



たとえば、下敷きを壁に押し当てている状態を想像してみてください。


押し当てるということは、その下敷きに圧縮の力が加わっていることになります。


どんどん押し進んでいくと下敷きは、ぐにゃっと曲がり、山のような形になると思います。


これが隆起という現象で、これに似た現象がが私たちの居る地下で起きていると思ってください。


マントルの対流によって押し進められたプレートが圧縮の力によってぐにゃっと盛り上がるというイメージでしょうか。


盛り上がったプレートが、その後どうなるのかというと、当然そのまま永遠に盛り上がり続けるわけにはいきません。


どこかのタイミングで溜まり続けた圧縮力を解放しようとします。


その唯一の解放する手段が「地震」ということになります。



いつ地震現象が起こり、それがどれくらいの規模で発生するのかは、その時までわかりません。


しかし、確実に発生リスクが高まっているということは理解していただき、今後の防災・減災のために備えと意識を持って頂ければ嬉しく思います。