南海トラフ地震警戒情報

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地球の反対側で発生した津波が日本列島を襲うことも!?地震はいかにして引き起こされるのか?

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すべての地震はプレートの影響によって引き起こされている


日本列島の周辺には数多くのプレートがあります。


日本で多発する地震はすべて、このプレートの影響によるものだと考えられています。



日本列島の周辺みたいに多くのプレートが集まっている地域は、世界的にもかなり稀です。



具体的に名前を挙げてみると、


まず、ユーラシアプレート北米プレートという2つの陸のプレートがあります。


さらにフィリピン海プレート太平洋プレートという2つの海洋プレートが存在しています。


まさにプレートの密集地帯であり、ひしめきあっているのです。



日本列島周辺の地形を見てみると、太平洋側には海溝やトラフが深く刻み込まれているのがよくわかります。


これらの海溝やトラフで沈み込んだ海洋プレートに沿って、巨大地震が相次いで起きていることが分かります。



そして、海洋プレートの沈み込みに従って、大陸に近づくほど震源が深くなっているというのも理解できます。



こうしたデータから、巨大地震とプレートの因果関係を読み取ることができるのです。



いかにして地震が発生するのか?


日本列島とその近海で発生する地震について、震源の分布をみてみると、


内陸の浅い場所に分布するものと、沈み込むプレートに沿って帯状に分布するものが存在します。



前者が陸域の浅い地震を示し、後者がプレート境界付近で発生するプレート間地震や海洋プレート内地震を示しています。


太平洋側では海洋プレートが陸のプレートの下に沈み込んでいるため、日本列島には、常に強い圧縮の力がかかっています



この海洋プレートの沈み込みと、それに伴う陸地の圧縮によって、日本列島とその近海で様々な地震が発生しているのです。


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同じ断層で繰り返し大地震が起きている


内陸部で活断層が活動すると、陸域で震源が浅い地震が発生します。


陸域の浅い地震の規模は、大きくてもマグニチュード7クラスの場合がほとんどです。


しかし、1891年に発生した「濃尾地震」は内陸地震としては最大級のM8.0という規模で発生しました。



このタイプの地震は比較的地表から近い場所を震源として発生するのが特徴です。


断層運動が地表まで達することが多いため、地表に断層が現れることも珍しくありません。



こうした地表に達した断層を調査してみると、その多くで、すくなくとも過去数十万年にわたるずれの累積が見られます。


つまり、同じ断層で地震が繰り返し起きているという証拠なのです。



日本列島に同様の力がかかっている限り、このような活断層がある場所では、今後も大地震が繰り返し発生すると考えられます。


つまり、過去に起きた歴史地震が今後あらゆる場所で再び起こるということでもあるのです。


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地球の反対側を襲う津波


太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込む千島―日本海溝相模トラフ駿河―南海トラフなどの付近では、


陸のプレート先端部が跳ね上がることによってプレート間地震が発生します。



プレート間地震の特徴は、まず規模が大きいこと、そしてときに津波を引き起こすということです。


プレート境界に面した沿岸地域や、特に震源に近い地域では地震による強い地震動を受けるほか、


その直後に津波が到来することが多いです。



また、日本列島やその近海の地震のみを警戒していればいいわけでもありません。


外国で発生した地震によっても、日本列島に津波が襲ってくる可能性があるため、常に津波警報は注意して聞かなければいけません。



1960年のチリ地震による津波はその典型的な例でした。


チリ沖で起きた地震による津波が、地球の反対側の日本各地を襲い、大きな被害を出したのです。


津波に関しては、地球の反対側だからといっても、決して安心はできないのです。