南海トラフ地震警戒情報

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驚愕の津波シミュレーション結果!地震発生後すぐに避難すれば死者ゼロ!しかし、時間の経過と共に犠牲者は膨大な数になる!?

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東海地震でもっとも被害をうける静岡県


気象庁は日本近海で地震が発生すると、あらかじめシミュレーションしてある地震パターンから津波を予測し、3分を目安にして津波予想を出しています。


パターンは約10万通りあり、地震の規模と場所を入力すると、発生する津波のデータがわかります。


テレビ画面の上に流れるテロップがそれです。



東海地震では、千葉県から和歌山県にかけて津波による死者は、最悪の場合2200人にのぼると想定されています。


これは住民の津波に対する意識が低く、地震の揺れによって水門の閉鎖が不能になった場合の想定です。



東南海・南海地震が起きると、愛知県から高知県にかけて津波による死者は最悪8600人となると想定されています。


また、3つの地震が同時に起こると、20万人~30万人の死者が出ることが想定されています。



東海地震で最も大きな被害を受けるとされているのが、静岡県です。


ここではシミュレーションにより、駿河湾内で地震発生からわずか5分以内に10メートル以上の津波が押し寄せてくるとされています。


また遠州灘でも10分以内に津波が襲ってくると予想されており、これらの津波によって太平洋岸の低地は、約40平方キロが浸水してしまうと推定されています。



もしこの地震が夏場に起きたらどうなるでしょうか。


海水浴シーズンで海岸は万単位の海水浴客であふれているのです。


地震発生から5分から10分でとても高台に避難する事なんでできません。


万単位の人々、そのすべてが波にさらわれてしまえば死者の数は計り知れません。



高知県土佐清水市の津波シミュレーション


高知県が行った、南海地震による土佐清水の津波シミュレーションの結果が次の通りです。



第1波の津波が地震発生から数分後に市西部や市街地の清水地区に到達。


人口の約3分の1にあたる6000人が住む市街地は最高8メートルの津波でほとんど浸水し、海抜12メートルの高台にある市役所と小学校がかろうじて残るものの、市の主要施設や住宅は全滅に近い状態となる。


市北部の下ノ加江川流域では、上流約2キロ地点までが浸水5メートル、3キロ地点まで2メートルの浸水となる。




震源を南海トラフに沿って移動させながら、数通りのシミュレーションを行った結果、一番最悪の被害を受けるのが四国最南端に位置する土佐清水市だっだのです。


このシミュレーションによれば、土佐清水市に限らず、高知県には30分以内にすべての沿岸部に津波が到達しました。



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わずか1mに満たない高さが生死を分ける


コンピューターシミュレーションによる動画のハザードマップを使用し、東南海・南海地震同時発生時の津波による被害想定を行った研究もあります。



マスコミや行政による災害情報が、屋外拡声器や広報車によって伝わる時間と住民の避難行動をパターン化し、それぞれのパターンについて予想される死亡者数を算出しました。



その結果、地震発生後すぐに避難した場合、津波による死亡者はゼロでした。


しかし、地震発生から津波が来るまで約20分間避難しなかった場合には、3000人近い死者が出ました。


この結果は東日本大震災やスマトラ島沖地震の津波を例にとっても十分に納得できます。


津波に飲まれて溺れている人もいれば、ほんの数メートル先でそれをビデオに撮っている人もいました。



また、二つ並んだ避難ビルにそれぞれ数百人という人が避難していました。


この二つの避難ビルの高さはわずか2メートル程度の差しかありません。


しかし徐々に水かさが上昇していく津波は、片方のわずか2メートル程度低い避難ビルを百人単位の人々を収容したまま飲み込んでしまったのです。


わずか2メートルという差で助かった人たちは、向かいの避難ビルが飲み込まれていく姿を何もできずにただ見ているしかありませんでした。



「なるべく高く」


生死を分けるのは1メートルにも満たない「高さ」なのでしょう。