南海トラフ地震警戒情報

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被害の状況がまるで違う!首都圏で発生する大地震の恐怖! 大都市、東京が地獄と化してしまう!?



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首都圏と地方では被害の状況がまるで違う


首都高速で車を運転しているときに大地震が起こると、車は突然パンクしたときのように左右にゆれ、ハンドルをとられてしまいます。


そんな時、どのような行動をとればいいのでしょうか?



首都高速道路株式会社のホームページにある地震時におけるマニュアルでは以下のように記載されています。



①まずは、ゆっくりとスピードを落として左側により、停車してエンジンを止めます。


もし左側によれない場合は右側によって緊急車両などが通れるスペースをあけて下さい。



②次にラジオなどで地震情報や交通情報を聞いて、周りの状況をできるだけ把握します。



③自分の判断でみだりに車を走らせない。



④警察や公団からの指示があればそれに従う。




しかし、時速100キロ近いスピードで走っているときに、大地震が起きた時、先ほども説明した通り間違いなくハンドルを取られてしまいます。


そんな中で冷静に左側に車を寄せることなどほぼ不可能です。


そもそも、ブレーキを踏みこんでも車は空中を飛んでいるようで、まったく効かないのです。



さらに走っている車は自分一人だけではありません。


周りを走る数十台、数百台の車が一斉にハンドルを取られるのです。



一台が高速道路の側壁や他の車に接触すれば、それに続くように後続の車が次々と巻き込まれていきます。


さらに、その車はすべてが乗用車とは限りません。


荷物を積んだ大型トラックや、燃料などを積んだタンクローリーなどもいるのです。




荷物を満載した大型トラックが横転し、荷物が道路に散乱し、そこにガソリンを積んだタンクローリーが突っ込んで火の手があがる。


道路は一面炎に包まれ、次々と乗用車に燃え移るなか必死でシートベルトを外そうとする人や道路を逃げ惑う人がいるなか、大爆発を引き起こす。




地方で起こる地震とは被害の状況はまるで違うのです。


首都圏を大地震が襲うと、このような想像するだけでも恐ろしいような光景がいたるところで見られるのです。



首都高速道路も横倒しになる可能性がある


阪神淡路大震災では635メートルにわたって横倒しになりました。


この道路は1960年代に作られた区間で、東京でも同様な構造の高速道路は震度7の揺れが起これば倒壊の可能性が高いのです。



激しい地震の揺れによって外側のコンクリート部分にひびが入り、そのひび割れが広がり、コンクリートが剥がれます。


そして、コンクリートが剥がれ落ちて鉄筋部が露出したところにさらに大きな力が加われば、鉄筋部は破断したり変形してしまいます。


最後には、高速道路自体の重さにより横倒しに崩壊してしまうのです。



逃げ場のないトンネルでの火災


衝突などの事故はトンネル内でも多数発生します。


1979年、静岡県焼津市、東名高速道路日本坂トンネル下り線で起きた事故では、トンネル内で7台の乗用車が追突事故を起こし、火災が発生して大惨事となりました。




最初の衝突はトンネル出口から約420メートルの場所で起きました。


それに気づいて何台かの車が停止したが、後続車が次々にトンネルに入ってきて身動きがとれなくなりました。



このとき衝突車の火災の熱で、60メートル後方に放置されていたトラック、乗用車、バスなど173台もの車両が燃えました。


漏れ出したガソリン、大型トラックに積まれていたポリエチレンや松脂に引火したのです。


そして800度から1000度という高温に達し、かなりの距離があったにも関わらず後方の車に延焼していったのです。




当時の最高水準と言われた防災設備も、高熱と大量の煙には役に立たず、ほぼ3日間も燃え続けました。



首都高速には25ヶ所のトンネルがあります。


最長の高速湾岸線の多摩川トンネルは2170メートルもの長さがあります。


それ以外でも1キロを超える長いトンネルがいくつも存在しています。


それらのトンネルが同じように、地獄と化してしまうかもしれないのです。



地下街でも甚大な被害が生じる


神戸には、約1万4000平方メートルもの地下街があります。


阪神淡路大震災で震度7の揺れに襲われたが、ここでは天井の崩落や支柱が折れるといった大きな被害はなく、ショーケースが転倒したりシャッターが歪んだりという被害がありました。



地下は比較的地震に強いと言われていますが、阪神淡路大震災が起こったのは店も開いていない早朝5時台でした。


もしこれが客の溢れる昼間の時間帯であったらどうなっていたでしょうか。



非常用電源はあるとしても一時的な停電は必ず発生します。


激しい揺れを同時にあたりは暗闇に包まれるのです。


大勢の客があふれる地下街が一瞬暗闇に包まれ、まだ目が慣れないうちにショーケースが倒れてガラスが飛び散り、棚に陳列された商品が辺りを飛び交います。


さらに天井からは剥がれたコンクリートや、割れた蛍光灯などが降り注ぎます。


また、タバコやレストランなどの調理室から火災が発生する可能性も考えられます。



設備などに大きな被害はなくとも、人的被害は甚大なものになっていたに違いありません。



そして予備電源が作動して、明るくなった途端に人々はいっせいに出口に向かって殺到します。


突き飛ばされる子供や老人、そしてその上に次々に人が倒れていきます。


すさまじい数の圧死者、負傷者が出ることは明らかです。



また、予備電源装置が必ず作動するとも限りません。


揺れの衝撃や何かが当たることで故障したり断線したりしている可能性も十分にあり得ます。


そうなると、暗闇の中でこのようなパニックが起こるのです。



東京の地下街は22万6000平方メートル、神戸の16倍以上の広さで複雑に広がっています。


また、新宿、渋谷などビルの密集地帯では、ビルから落ちてくるガラスや壁の欠片や看板などを避けるために、地下街に逃げ込んでくる人たちもいます。


地下から逃げる人々地上の落下物から避難する人々の二つの人の流れが衝突するとどうなるでしょうか。



地下街で発生する火災も非常に危険です。


スプリンクラーは付いているとしても、煙に加えて有毒ガスの発生も懸念されます。



何が起こるかわからないのが大都市、東京における地震災害なのです。


【神奈川県】南海トラフ地震の被害想定 - 南海トラフ地震警戒情報