南海トラフ地震警戒情報

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研究者の警告を完全に黙殺した東京電力!そして2年後の「3.11」でそれが現実となる!


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2009年に行われた政府審議会の内容を記録したものを見てみると、東京電力が驚くべき答弁を示していることがわかりました。


この会議には複数の議題があり、福島原発の地震・津波対策もそのひとつでした。



地震・津波対策について、東京電力側は1938年に起きた「福島県東方沖地震(7.5)」を想定して福島第一原発、福島第二原発の安全対策を打っていると主張しています。


しかし、それに対してある研究者は「貞観地震に伴って発生した大津波までも想定するべきではないか」と食い下がったのです。




「ここでは、過去に貞観地震というものが発生していて、少なくとも津波に関しては福島県東方沖地震とは比べ物にならない非常にでかいものが来ているということは既にわかっていて、その調査結果もでていますが、それにまったく触れられていないのはどうしてなのか?」




これに対して東京電力は衝撃的な回答をしていました。




「貞観の地震について、被害がそれほど見当たらないということが1点、それと規模としては、今回同時活動を考慮した場合の福島県東方沖地震でマグニチュード7.9相当ということになるため、こういった検討で問題はないと考えている。」





歴史書「日本三代実録」を少しでも読んでいれば、被害が見当たらないどころか、津波の被害が想像を絶するものであったことはすぐに理解できるはずです。


そこには「仙台平野が見渡す限り水没した」とまではっきり書かれています。


それを東京電力は「被害がそれほど見当たらない」と断言しているのです。



869年という大昔に起きた地震の全貌が詳しくわかっているわけではありません。


しかし、このような歴史書だけでなく、現に東北地方の地盤に残されている津波の堆積物からも、沿岸部の極めて広い区域にわたってすさまじい被害をもたらしたことは明白なのです。


この研究者の警告、主張を東京電力やほかの委員の人たちは完全に黙殺してしまったのです。



さらに研究者はこのように述べていました。




貞観地震は複数の震源域が同時に破壊することで起きるものだと考えられます。


それは17世紀の千島海溝の地震や2004年のスマトラ沖地震がそういうものに相当すると考えています。


福島県東方沖地震というものがあり、もう少し北に行くと宮城県沖地震というものもあります。


そこをまたぐようなところで貞観の地震というものは考えざるを得ません。




つまり、福島県東方沖地震を想定して安全対策を講じるのではなく、宮城県沖地震や貞観地震クラスの地震が一気に連動して起こる事までも想定するべきではないかということです。


そして、この議論のあったわずか2年後にそれが実現してしまったのです。


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