南海トラフ地震警戒情報

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死者想定1億2000万人!日本最悪のカルデラ噴火が起こる確率は100年以内に1%!決して低いと安心できない自然災害での「1%」

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火山噴火とカルデラ噴火はメカニズムが違う


最近の研究では、カルデラ噴火は普通の火山噴火とは噴火に至るメカニズムが違うという可能性が指摘されています。


どの火山の地下にも噴火を引き起こすマグマ溜まりがあります。


普通の火山噴火では、マグマはいくつものマグマ溜まりを作りながら上昇してきて、やがて地表へと溢れ出します。



しかし、カルデラ噴火の場合は違うのです。


マグマは周囲の岩よりも軽いために浮力が生じます。


カルデラ噴火を起こすマグマ溜まりでは、大量に溜まったマグマによって大きな浮力が生まれ、その大きな浮力がマグマ溜まりの天井部分に亀裂を作って大量のマグマが一気にでてくることで大噴火を起こすと考えられています。



日本でいままでカルデラ噴火が起きた場所は、いずれもプレートのせめぎ合いによる地殻の変形速度が小さいところであることがわかっています。


これらの場所では、たとえ粘り気の高いマグマでも地殻内を上昇しやすいのです。


そのため、巨大なマグマ溜まりができる、つまりカルデラ噴火を起こす条件が整いやすいのではないかと考えられています。



日本でカルデラ噴火が起きる確率は?


火山噴火と比べて、噴火の規模が桁違いに大きいカルデラ噴火ですが、いままで日本では10回以上も起きています。


今後、永久にカルデラ噴火が起きないということはまずあり得ません。


これからも少なくとも数千年ごとに起き続けるはずです。



カルデラ噴火が次にいつ起きるかについては定説はありません。


ただ、ある火山学者が発表している計算によると、100年以内に起きる可能性は1%だといいます。


低いと言えば低いかもしれませんが、「1%」というのは1995年の阪神・淡路大震災が起きた前日に政府の地震調査委員会が発表していた地震の確率と同じです。


また、最近の大阪府北部地震や熊本地震を起こした布田川断層帯などについては、1%未満でした。


1%というのは地球上で起きる自然現象では特に、確率的に低いからといって、安心出来るレベルではないのです。



カルデラ噴火の死者想定は1億2000万人!?


万が一将来、この巨大なカルデラ噴火が起きた場合、噴火そのものやそこから出る火山灰の影響などで、最悪の場合、1億2000万人の死者が出ると試算されています。


つまり、日本人のほとんどが死に絶えてしまうのです。


次にいつ巨大なカルデラ噴火がどこで起きるからわかりません。


しかし、例えば九州で起きたら、もちろん九州地方は一瞬で壊滅し、その後、偏西風によって火山灰が運ばれて日本全国に影響が及びます。


火山灰が漂っているため、航空機は飛ぶことができず、日本外へ避難をすることもできず、日本全国が壊滅的な被害を受けることになるのです。



現在の科学では噴火の元である地下のマグマ溜まりの場所や大きさを見ることができません。


カルデラ噴火を起こすような巨大なマグマ溜まりですらも、どこにあって、どのくらいの大きさなのかも見えないのです。



地震と火山の関係


地震と火山噴火は両方ともプレート絡みで起きる現象であり、双方に影響しあって発生すると考えられています。


現に、過去に起きた南海トラフ地震や東北沖地震などの前後には必ず噴火活動が見られています。


しかし、残念ながら具体的にどのように関係しているのかというのを現在の科学で説明することが出来ないのです。



例えば、1707年に起きた南海トラフ地震「宝永地震」が発生してから49日後に富士山が大規模な噴火を起こしました。


その前の「慶長地震」でも、その8ヶ月後に伊豆諸島の八丈島で噴火が起きました。



近年では、北方四島の国後島にある爺爺岳の例があります。


この火山は19世紀のはじめ以降200年近くも噴火しておらず、またほかの噴火していない火山でもよく見られる噴気さえも見えないほどでした。


しかし、この火山は1973年にしばらくぶりに噴火すると活動が活発化し、1978年7月にも噴火しました。


そして、その5ヶ月後の1978年12月には、すぐ南東側の海でマグニチュード7.7の大きな地震が起きたのです。



M9の巨大地震前後には必ず噴火がある


東北地方太平洋沖地震並の巨大地震がいままで世界各地で起きたあとも、例外なく近くの火山が噴火したことがわかっています。


東北地方太平洋沖地震のモーメントマグニチュードは9でしたが、モーメントマグニチュード(Mw)は、近代的な地震計が普及してからでないと数値を求めることができませんでした。


例えば、宝永地震はマグニチュード8.3~8.4とされていますが、これは気象庁マグニチュードの最大限の値であり、正確にMwを求めると、東北地方太平洋沖地震なみかそれ以上の規模であったと考えられています。


そのため、いままで世界で起きた巨大地震の中でMw9クラスの地震は7つだけしか知られていません。


そのうち東北地方太平洋沖地震を除く6つでは、地震の翌日から数年後に近くの火山が噴火しています。



1952年のカムチャッカ地震(Mw9.0)では地震から3ヶ月以内にカルピンスキー火山など3つの火山が、そして3~4年後にはベズイミアニ火山が噴火しました。

このベズイミアニ火山は1000年間も活動を休止していた後の噴火でした。

また、1957年のアンドレアノフ地震(Mw9.1)でも地震から4日後から5ヶ月の間に近くの複数の火山が噴火しました。


いままで知られている世界最大の地震、1960年のチリ地震(Mw9.5)では、地震の2日後に近くのコルドンカウジェ火山が噴火したほか、1年後までに近くの3つの火山が噴火しました。


1964年のアラスカ地震(Mw9.2)でも3ヶ月後にトライデント火山が噴火、そして2年後にはリダウト火山がしました。


2004年のスマトラ沖地震(Mw9.3)でも、4ヶ月後から3年後にタラン、メラピ、ケルートの少なくとも3つの火山が噴火しました。



そして、東北地方太平洋沖地震では2014年9月に御嶽山で噴火が起きました。


これまでの歴史を見てみると、巨大地震のあと、近くにある火山がひとつだけ噴火するという例はなく、必ず複数の火山が噴火しています。


また、地球全体から見ると「近く」ですが、その範囲は震源から600キロメートルもあります。


近くとは言っても、日本の本州を覆うような距離のものもあるのです。



東日本大震災以降に活発化した火山


実際に東北地方太平洋沖地震以後に活動が活発化した火山は数多くあります。


秋田駒ヶ岳、秋田焼山、御嶽山の北にある焼岳、乗鞍岳、伊豆大室山、伊豆大島、伊豆新島、白山、鶴見岳、九重山、諏訪之瀬島など多くの火山で地震直後から噴気が増えるなど、火山の活動が活発になっています。



また、影響が一時的で、その後地震以前の状態に戻ったところも多いです。


しかし東北地方太平洋沖地震のように大きな地震は余震も数十年以上続くため、地震の影響が数年から数十年かけて浸透していく面もあります。


Mw9.0の巨大地震は、広い範囲に地殻変動をもたらしましたが、この地殻変動が将来の噴火にも影響を及ぼす可能性は高いと考えられます。


日本でも文明が滅びるほどの巨大噴火がいつ起きてもおかしくない! - 南海トラフ地震警戒情報

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