南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、地殻変動、マグマ、火山活動や静穏化現象などの様々な異常を総合判断し、警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。


【令和元年】兵庫県の南海トラフ巨大地震被害想定




兵庫県全体の被害想定


【死者】   2万9100人
【建物倒壊】 21万4000棟
【最大津波高】9m
【浸水面積】 18.9㎢
【被害額】  5兆円
【避難者】  59万人
【断水】   330万人
【下水道】  450万人
【停電】   300万軒
【ガス】   7100戸
【防波堤】  9200m
【災害廃棄物】600万トン


市区町村別の津波予想地図


○分=1mの津波が到達する最短時間


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市区町村別の地震動予想地図


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兵庫県の被害の概要


内閣府では、南海トラフ巨大地震の複数の発生パターンから想定される兵庫県についての被害の最小値と最大値をとると以下のようになると想定しています。


死者数は約300人~約5800人
負傷者は約5100人~約2万1000人
全壊及び焼失建物数は約1万棟~約5万4000棟
地震発生から一週間後の避難者数は約4万3000人~約59万人となります。



しかし兵庫県の想定では、マグニチュード9.1の規模で発生した場合、最悪のケースで神戸市や阪神間、淡路島などの計24市町で約2万9100人の死者が出るとしています。


その約96%が津波によるものとされており、内陸型の地震である阪神・淡路大震災とは全く異なる防災対策が求められているのです。


また、一方で早期避難や防潮堤の強化などを効果的に行うことで死者は約400人程度まで減らせるとしています。



この被害は夏の平日正午に起こった場合を想定していますが、基本的に兵庫県民の人口に対して想定されたものであり、観光客や海水浴客などは計算に入っていないため、「最悪のケース」よりもさらに死者数は増える可能性もあります。