南海トラフ地震警戒情報

Twitterにて減災活動、情報発信を行っています。@T1ZEg2jynaj9lQ7


メルマガはこちら(地震予測・調査情報)

東日本大震災はまだ終わっていない?20年以内に確実に日本を襲う「西日本大震災」

f:id:tsukasa-fp:20190408214111j:plain



東日本大震災はまだ終わっていない?


2011年に起きた1000年に一度とされる巨大地震「東日本大震災」を契機に日本列島は大地変動の時代が始まったと言われています。


南海トラフ巨大地震には、静穏期と活動期があると考えられています。


それと同様に東北地方太平洋沖地震の前後にも長い活動期があり、今後数年~数十年にかけて地震・火山の活動期が続き、あらゆる自然災害が日本列島を襲うことが予想されています。



また、研究者たちの多くは、東日本大震災はまだ終わっていないと指摘しています。


それは、東北地方の太平洋沖とその周辺で起きる「誘発地震」です。


M9.0を記録した東北地方太平洋沖地震は、日本の観測史上最大規模であるだけでなく、世界的に見ても20世紀に4回しか起きていないような超巨大地震でした。


その特徴は、異常といえるほど余震活動が激しいことです。


M9クラスの巨大地震が発生すると、最大規模の余震(誘発地震)が数年以上も間隔をあけて発生します。


最大余震は一般的に本震よりMが1程度小さいものになると考えられています。


つまり、今後、M8クラスの巨大地震が再び東北地方の太平洋沖で起こることが危惧されているのです。



また、東日本大震災は周辺の地震活動にも大きな影響を及ぼしました。


南海トラフ巨大地震の前後は西日本の活動期に入りますが、東北沖の巨大地震は東日本全体の地震、火山活動を活発化させます。


特に目に見えて活発になっているのが、北から北海道地方南部、青森・岩手沖、茨城・千葉の沖合などです。


これらの領域では特に地震活動に警戒しておかなくてはいけないのです。



また、東北地方太平洋沖地震の震源域のすぐ南側にあたる千葉県の房総沖での誘発地震にも注意しなければいけません。


実際、この海域では1667年にM8.0の延宝房総沖地震が発生し、最大8メートルの大津波を引き起こし、400人を超える犠牲者が出ました。


南方だけでなく、北方の北海道の千島海溝沿いでもM8クラスの巨大地震が誘発する可能性も少なくありません。


いずれにせよ、今後、M8クラスの地震が太平洋の沖合で発生する可能性があり、地震と津波の両方の大災害が再び起こる恐れがあるのです。



今後、数十年は内陸地震が頻発する?


東北地方太平洋沖地震の直後から、震源域から何百キロメートルも離れた内陸部で、規模の大きな直下型地震が頻発しています。


内陸地震は震源が近いため、発生直後から大きな揺れが襲ってきます。


逃げる暇がない非常に危険な地震です。


これから10年以上という長期間で、東北・関東地方の広範囲にわたって、こうした直下型の誘発地震が懸念されているのです。



この災害は首都圏も例外ではありません。


1855年に東京湾北部でM6.9の地震が発生し、4000人を超える死者を出したことがあります。


160年以上経過した今、再びこの領域での大地震が懸念されているのです。


国の中央防災会議では、東京湾北部などでM7.3の直下型地震が起きた場合に、1万1000人の死者、全壊および焼失家屋85万棟、112兆円の経済被害が出ると想定しています。


東日本大震災以降、東日本の内陸部では、首都圏も含めて直下型地震が起きる確率がさらに高まったと考えておく必要があるのです。



火山活動も活発化


懸念されている災害は地震だけではありません。


地震活動の活発化とともに、活火山の噴火も誘発される可能性が高まっているのです。



海で巨大地震が発生すると、数年~十数年以内に活火山の噴火が始まることがあります。


地盤にかかっている力が変化した結果、マグマの動きを活発化させるのです。


たとえば、20世紀以降に世界で発生したM9クラスの地震のあとには、必ずといっていいほど近傍の活火山が噴火をしています。


1707年に起きた南海トラフ巨大地震「宝永地震」では、わずか49日後に富士山が噴火しています。


また、火山活動と地震活動は双方に影響し合います。


なので、逆に富士山が噴火をすれば、それに誘発されて南海トラフ巨大地震が発生することも考えられるのです。



南海トラフ巨大地震「西日本大震災」


日本列島において、近い将来必ず起こることがわかっているために最も恐れられている災害が「西日本大震災」です。


東日本大震災は文字通り東日本に甚大な被害を与えましたが、今後、もっとも心配されているのが西日本の太平洋沿岸で起きる巨大地震です。


東海地震、東南海地震、南海地震と呼ばれる巨大地震で首都圏から九州までの広範囲に地震と津波の複合災害をもたらします。


これらの発生には周期性があると考えられており、次に発生する南海トラフ沿いの地震は、3つ、もしくは日向灘を含む4つが同時発生するM9クラスの「連動型地震」という最悪のシナリオが予想されています。


この結果、東日本大震災をはるかに上回る「西日本大震災」が新たに起きることが懸念されているのです。



こうした超巨大地震の発生の時期を年月日までのレベルで正確に予測することは、いまの科学技術では不可能です。


しかし、古地震やシミュレーション結果を総合判断して、地震学者たちは2030年代には起きるだろうと予測しています。


過去には、東日本大震災と同じタイプの貞観地震(869年)の18年後に、南海トラフ沿いで仁和地震と呼ばれる巨大地震が起きています。


このような歴史的事実からも、2040年までには連動型地震が確実に起きると考えられているのです。


南海トラフ巨大地震による「西日本大震災」と「首都圏直下型地震」が本当にいつ起きても不思議ではない理由 - 南海トラフ地震警戒情報