南海トラフ地震警戒情報

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プレート説によって明らかになった、火山の成り立ちと噴火活動

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火山活動とは?


プレート・テクトニクスは地上のさまざまな地形の成り立ちを明らかにしましたが、その代表としてあげられるのが「火山」です。


火山と聞くと、富士山や桜島のような盛り上がった山をイメージするかと思います。


しかし実際には、低い丘や、広い台地のようなものなど、色んな形があります。


つまり、マグマが噴出することによってつくられる特徴的な地形をすべて「マグマ」と呼びます。



火山からマグマが噴出するとき、地球の内部からは大量の熱が放出されます。


言い換えると、火山が噴火するたびに地球内部の温度は下がっているということになります。



人間が汗を出して、体温を調節するように、地球もマグマを出して温度を調節しているのです。


この地球の体温調節を私達は「火山活動」と呼んでいるのです。



マグマとは?


マグマとは、地下にある岩石が溶けて液体状になったもので、1000度以上の高温になっています。


マグマは火山の地下の、地表から数キロメートルのところにたまっています。


このマグマのたまった部分を「マグマだまり」といいます。


多くは直径が数キロメートルの大きさで、地上にある火山自体の大きさと比べると、それほど大きくはありません。



このマグマだまりにたまったマグマが、何らかのきっかけで上昇し、火口から噴出するのが「噴火」です。


また、火山ができている場所は地域的にかたよっていて、どこで噴火するかは、プレートの動きによって決まってくるのです。



火山ができる場所


プレート運動とマグマや火山のでき方は深く関係しています。


マグマは、
・プレートが誕生している場所
・プレートが沈み込む場所
・プレートの中央部

のいずれかで噴出することがわかっています。


中央海嶺などのプレートが誕生している場所は海底からマグマが上がってくる場所で、海水にふれて冷えたマグマは固まって溶岩となります。


こうしてできた厚い岩の板がプレートとなっていくのです。



中央海嶺では、新しく二枚のプレートができますが、これらは中央海嶺を中心として、それぞれ反対方向に進みます。


たとえば、太平洋には東太平洋海膨と呼ばれる中央海嶺があります。


ここでは海底火山が海嶺に沿って連なっていて、その火山活動によってプレートが生まれています。



プレートが沈み込む場所は、海で誕生したプレートが大陸の下に沈み込む場所です。


たとえば日本の火山は、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む場所でできています。


ここではプレートがある深さに達すると、温度と圧力のバランスによってマグマが生まれます。



「ホットスポット」と呼ばれるプレートの中央部はプレートの真ん中にできる火山です。


具体的には、太平洋の真ん中にあるハワイ諸島のような場所で、プレートの動きとは無関係にマグマが存在しています。


ここでは、地中の奥深くにあるマグマが、プレートを突き破って上昇し、火山活動を起こしています。


下から上がってきたマグマが、地表に点々とわき上がってきたように見えることから「ホットスポット」と呼ばれています。


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