南海トラフ地震警戒情報

Twitterにて減災活動、情報発信を行っています。@T1ZEg2jynaj9lQ7


熊本県熊本地方 震度6弱(M5.1) ※九州広域、日向灘などでの活動に注意※

f:id:tsukasa-fp:20190207070344p:plain


昨日3日の午後6時頃、熊本県熊本地方で震度6弱を観測したマグニチュード5.1の地震が発生しました。


地震の規模は中程度ですが、浅いところで発生した直下型地震のため震源付近では強い揺れとなりました。


前から大分県、熊本県、宮崎県の区間で気になる変動が見られていたため、調査対象地域として調査しておりました。



年末年始の休暇のため、全国的に一通り調査し、直ちに大きな地震が起こる可能性は低いとし、休暇後、調査を再開しますとTwitterにてご報告したその次の瞬間に地震が発生しました。


お役に立てず申し訳ありません。
いまのところ人的被害の報告は少なく、これ以上増えることのないよう祈ります。



地震の規模でいえば、大規模な地震とは言えませんが、それでも地上では震度6弱を観測する大きな揺れとなりました。


だいたいM5.0を基準に調査対象としていますが、それ未満になってくると先行現象であろう現象をとらえるのが非常に困難になってきます。


そんなギリギリのラインで捉えられた変動パターンで、発生しても特に大きな規模にはならないだろうと考えておりました。



また、それまでの地殻、火山、地震活動など総合的に見ると、その沖合にまで対応する可能性があると判断していたこともあり、今後、本領域で中規模以上の地震が発生した場合に日向灘周辺で地震が発生する可能性が高くなるかもしれないと考えていました。



今後1年という長期間で考えると、注意しなければいけないのは熊本県周辺はもちろんですが、日向灘や震源からさらに北東へ、福岡や愛媛県にまで広がると考えています。



気象庁から今後一週間は震度6弱程度の地震にご注意くださいと発表がありましたが、念のために2週間、1ヶ月と長く注意しておいたほうがいいです。


ちなみにですが、歴史は繰り返す、というのが私の考え方の根底にあります。
そうすると今回発生した地域では、歴史的に見てみるとM5.5~最大M6.5程度の地震が発生する可能性が考えられます。


いずれにしても今回の地震よりさらに大きな規模で発生する可能性があるのですが、M6.5の地震が発生した場合、今回のように浅いところで発生すればもっと広い範囲で震度7の揺れを観測し、重大な被害が生じる可能性があります。



また、万一日向灘周辺で活動する場合はM7.1前後の地震、そして津波も発生する危険がありますので今後の地震だけでなく、沿岸部に住む方は津波に対しても十分に備えておく必要があります。



なお、年末年始の休暇期間中のデータを頂きましたが対した異常は確認されず、これを見る限りでは、今後M6.5以上の大規模な地震が直ちに発生する可能性は低いと考えています。


ただ、あくまでデータ上の機械的判断になります。
歴史的には、さらに大きな地震が発生しても不思議ではありません。


南海トラフとの関連については、特別心配する必要はないでしょう。