南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、動物や海洋生物、ラドン濃度、電磁波ノイズ 、地殻変動、水文観測などの異常から警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。




2019.1.21更新
最新警戒情報
Level.5:
Level.4:茨城、栃木、愛知
Level.3:沖縄、九州南部
Level.2:長野、北海道~東北
Level.1:

発生率、及び推定マグニチュードから人的被害を及ぼす危険性の高いものをlevel5から順に表示しています。
※過度に心配せず減災、防災等の意識の向上にお役立て下さい。


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南海トラフ巨大地震は東京都にも重大な被害を及ぼす

東海・東南海・南海地震については、政府も中央防災会議や有識者会議を通じて多くの報告書を出しています。


同時に政府や自治体はその結果を重視し、様々な対策をとり、計画しています。


さらに、危険地域に住む住人、企業も、避難訓練や勉強会、高台移転、事業継続計画など様々な対策をとっています。


しかし災害に筋書きはありません。
起こる季節、時間帯、場所などによって、被害の様相はまったく異なりますし、個人においては、そのときの心理状態によっても被害が異なってきます。



どんなことが起こっても慌てず、冷静に行動するために重要なことは「災害を知ること」です。



東京都も安心できない


東京都は東海地震の被害想定地域としてあげられることは少ないです。


震源から離れていて、津波も三浦半島や入口が狭く水深の浅い東京湾で減衰し、あまり影響はないと考えられてきました。


しかし南海トラフ巨大地震での津波想定を見ると、東京も安心はできなくなりました。



まぐ、東京に所属している島は、神津島で25メートル、三宅島で18メートル、大島で16メートルなど、これまでの想定の4倍以上の高さとなる津波を予想しています。


東京湾内は千葉市中央区で3メートル、東京区部で最大3メートルとされています。



港湾に設置され、外洋の波から港内を護るのが防波堤であり、陸地に沿って造られ、陸地に海水が入り込むのを防いでいるのが防潮堤です。


現在、東京湾の防波堤や防潮堤、水門はM8.7を想定して建造されています。


もしそれより強い揺れや液状化現象で、それらが破壊されてしまえば、津波は簡単に陸地に押し寄せ河川を逆流します。



海抜ゼロメートル地帯が広がる荒川流域で堤防が破壊されると、一気に市街地まで海水が流れ込みます。

そしてその地区には、150万人もの人々が暮らしています。



最も危険なエリア、地下鉄や地下街


このような場合に最も危険なのは地下鉄や地下街です。


地上で1メートル程の浸水であっても、地下はすでに水があふれている可能性があります。


そうなると地下鉄網をたどって、予想もつかない広域まで海水が広がることになります。


都内には北千住、錦糸町などゼロメートル地帯にある地下駅が10あります。
地下鉄には高さ70センチの止水板がありますが堤防が決壊するほどの揺れの中で、設備が正常に作動する保証はありません。


浸水を止められないとすれば、数時間後には東京地下街が巨大な水槽となってしまいます。



高層ビルでは長周期地震動が襲う


都心に集中する高層ビル群では、長周期地震動が発生します。


東海・東南海・南海地震のような海溝型地震で発生しやすいとされるもので、東日本大震災でも首都圏の高層ビルは大きく、長時間の揺れが続きました。


関東平野は、ローム層と呼ばれるやわらかい堆積層でできているため、長い揺れが起これば共振現象が起きやすいです。



地震波の周期が3秒以上の長くゆっくりとした揺れの場合、高層ビルは共振して揺れが大きくなっていきます。


例えば30階建て、高さ100メートル以上のビルでは、揺れ幅が最大3メートルにまで広がり、10分近くまで揺れが続くとされています。


新潟県中越沖地震の際には、200キロも離れた東京の六本木ヒルズのエレベーターワイヤーが切れる事故がありました。


たとえビル自体が崩れなくとも、内部の様々な部分に大きなダメージを受けることになります。


また、高層フロアでは重い家具やOA機器等がすべって部屋中を動きまわり、壁を突き破ったり窓から外に落ちたり、最悪の場合、人も外へはじき跳ばされることもあります。


高層ビルが密集する都市では、空から無数にガラスや家具、コンクリートや看板、OA機器などが降り注ぐ可能性が考えられるため、かなり危険なエリアとなります。



東京を襲う津波


南海トラフ巨大地震で一番懸念されているのが、地震発生後すぐに襲ってくる津波です。


1854年に起こった安政東海地震では房総半島から四国にかけて津波が襲来し、三浦半島では高さ6~7mの津波が記録されています。

しかし、この時の津波は三浦半島、東京湾で大きく減衰しており、浜町や深川では海水が路上にあふれたようだが、大きな被害は起きなかったとされています。


これまで、東京都に関して津波ハザードマップは作られてきませんでした。
三連動地震であっても、中央防災会議の想定では、津波はせいぜい2メートルの高さだったからでした。


しかし東日本大震災の際に、震源から離れた東京湾でも、晴海で1.5メートル、横浜で1.55メートル、船橋で2.4メートルの津波を記録しました。


この事態を受け、南海トラフ巨大地震の想定が大きく見直され、津波の高さもこれまでより大きく引き上げられました。


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