南海トラフ地震警戒情報

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【地域別】地震警戒情報 今後備えておくべき危険な地震とその前兆等...

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北海道エリア


1990年代前半に北海道では、南西沖や東方沖などで地震が多発していましたが、21世紀になってからは比較的落ち着いてきています。


しかし、2011年の東日本大震災によって北海道の火山が活発化しました。
東日本大震災の際に東北沖の境界プレートが大きく割れましたが、青森県沖の境界プレートは破壊されず、ストレスを受け続けています。


2015年4月、知床半島の羅臼海岸で海底が突如隆起したことが話題になりました。
また、その年の7月には、雌阿寒岳で火山活動が活発化し、噴火警戒レベルが「2」まで引き上げられました。


これらのことから東方沖にストレスが溜まっているということがわかります。


北海道東方沖では、1994年にマグニチュード8.2の地震が発生しています。
ここでまたマグニチュード8クラスの地震が発生すれば津波被害が生じるおそれがあるため注意が必要です。



東北エリア


東北地方の地震に関わるストレスは、東日本大震災によってかなり取れていると考えられます。


しかし、青森県東方沖は2011年の巨大地震でも破壊されていないと考えられ、いまだにストレスが残っているとされています。


この青森県東方沖での地殻活動は東日本大震災以前は活発でしたが、大地震後はおとなしくなっているためそこまで心配する必要はないように思われますが、度々中規模程度で地震が発生していますので万一の可能性も十分考えられます。



また、日本海側の秋田県沖には地震の空白域があり、もし秋田駒ヶ岳、島海山が噴火するなどするとこの空白域に地震の可能性が高まります。



関東エリア


関東の地震といえば、関東大震災や首都直下地震などが考えられますが、いまのところ、これらの地震が直ちに起こることは確率的に低いだろうと考えられます。


ただ、関東のもっと南にある伊豆諸島沖では前の記事で記載したように、巨大地震が迫っているとされています。


さらに、関東では箱根山の火山活動が活発化してきています。
その延長線上にあるのが「富士山」であり、富士山噴火も間近に迫ってきていると指摘されています。



中部エリア


中部地方では2014年に御嶽山が噴火したのをきっかけに、その後、他の火山も動きが活発になってきています。


浅間山、草津白根山、富士山などでも噴火が近いと考えられます。


また、御嶽山噴火は、周辺の地震活動の前兆とも考えられますが現在のところ直ちに地震に繋がるような兆候はみられていません。
東海地震についても、2009年の駿河湾地震でほぼ完全にストレスがぬけてしまっている可能性が高いので、そこまで神経質になる必要はないでしょう。



近畿エリア


近畿地方では、地殻の目立った変動は少ないですが、そんなエリアにおいても警戒すべき地震がいくつかあります。


とくに近畿地方のど真ん中を走っている断層は注意したほうがいいでしょう。


富山から岐阜県北部、琵琶湖、淀川、淡路島を結ぶ断層があり、四国の中央構造線とつながった先は吉野川沿いを走り、九州の別府から雲仙普賢岳にまで至ります。


この日本列島の東西を走る断層では、地震が生じやすく、「阪神淡路大震災」や「長野県神城断層地震」などもこの断層周辺で発生しています。


京都や大阪や神戸などの大都市は、この大きな断層の近くにあり、万一断層が割れてしまうと重大な被害に遭いやすいです。
関西は特に地震への注意、備えをおこたってはならない地域でもあります。



中国エリア


現時点中国エリアにて、ここ数年の間に差し迫っている地震の兆候は見られていません。


ただ、2000年以前に島根県東部にかかっていたとされるストレスが完全に取れたのかが不明であるため、万一のことも考えられますので絶対に安心とは言えません。



四国エリア


四国で被害を生じる大きな地震といえば、南海トラフ地震が想起されます。


東日本大震災以後、次は南海トラフ地震ではないかという学者も一部いますが、これについては比較的根拠が薄いです。


また、現時点では南海トラフ一帯で地震に関連する兆候はあまり見られていません。

今後直ちには発生しないとは言えませんが、仮にいま起きたとしても、東海地震のストレスは完全に抜けている可能性が高く、3連動の可能性は低く、約70年分のストレスしか溜め込んでいない為、最悪の想定とされるほどの規模には達しないと考えられます。


それよりも危惧されるのが、中央構造線上での地震です。


このラインはかなり危険な一帯といえますが、南海トラフ地震の陰に隠れてしまい一切話題にならないため、一人一人がしっかり頭に入れておく必要があります。



九州エリア


九州では現在、火山活動が非常に活発化しています。

桜島が噴火し、霧島の新燃岳が噴火活動を開始し、口永良部島と諏訪之瀬島でも噴火、阿蘇でも火山活動が活発化しています。

この火山活動の活発化に伴って地震も迫っていると考えられています。
その中で最も懸念されているのが「日向灘南部沖」での地震です。


日向灘南部沖地震については、前回の記事でも詳しく書きましたが、この九州付近での火山活動活発化は、この地震の予兆である可能性が高く、万一発生した場合は最大マグニチュード8.7という超巨大地震になる可能性も指摘されています。


また、九州西部、熊本県八代から鹿児島県川内にかけて断層が走っていて、歴史上では地震活動が認められていませんが絶対に地震が発生しないという保証がないということも頭に入れておく必要があります。


さらに川内には原子力発電所があるということも頭に入れておきたいです。



沖縄・奄美エリア


南西諸島というと、地震のない地帯に思われがちですが、実は世界最大とされる津波があったのはこの地域です。


1771年の八重山地震による明和の大津波がそうであると考えられています。


石垣島での震度は4程度でしかなかったものの、海底で地滑りが起こったため巨大な津波が宮古・八重山諸島を襲い、大きな被害をもたらしました。


東日本大震災を上回る規模の巨大な津波は、石垣島を横断したとも考えられています。



現在、注意しなければならないエリアは八重山諸島周辺と奄美地域です。


沖縄本島周辺では、1665年、1760年、1768年などに地震が発生していて、城や寺の一部が壊れたなどの記録もあります。


また、奄美地域では、1911年にマグニチュード8クラスの大地震も発生しているため沖縄が特別地震がすくない地域であるとは言えません。


沖縄の島々には現在活動している火山はないため地震は少ないと思われがちですが、実は沖縄には海底火山があります。


与那国島、西表島、宮古島、石垣島に沿っていくつもの海底火山が存在しています。


海底火山は実際に観察することができないため、地震との関係を明らかにするのは難しいですが、沖縄にも地震があり、最大級の津波が生じる可能性があるということも知っておく必要があります。