南海トラフ地震警戒情報

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いま日本列島に迫っている巨大地震とは?今後5年以内に特に注意すべき大地震とは?

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日本列島の過去の地震活動や火山活動などから、今後大きな地震や噴火活動に注意すべき地域を長期的であれば、ある程度推定することができるようになってきました。



今後研究が進み、技術が進化してくることで、さらに精度良く地球内部の活動が読みとれるようになると思います。


しかし、現在研究者たちの間で当然に飛び交う情報や調査結果など、確信的な情報を除いては、国民が知る術は極端に少ないです。


その中でも皆さんが知りたいのは、どのような地震がいま日本に迫っているのかということではないでしょうか。



そのような情報も今後積極的に発信していこうと思っていますので、ぜひ防災対策の参考として役立てて欲しいと思います。




北海道十勝沖、根室沖、色丹島沖及び択捉島沖


今後2019年~2021年が要注意であると指摘されています。



北海道東部や南部、東北北部沖などの活動に注意してください。



青森県東方沖


2019年~2024年程度まで要注意と考えられます。


北海道南部や東北北部、その沖合などでの活動に注意が必要です。



関東南部~伊豆諸島沖等


2019年~2021年まで要注意とされています。


関東地方とその沖合、新潟~静岡までを結ぶ区間などでの活動に注意が必要です。



また、伊豆諸島沖はプレート境界などが何百年と割れた形跡がなく、


万が一ここが一気に割れた場合、「東日本大震災」クラスになり得る可能性が指摘されています。



本領域で地震が迫っていると判断できる一つの材料としては、伊豆大島・三原山の火口の状況があります。


三原山の火口の高さは、東日本の地震を予測するための大きな判断材料になっています。



三原山の火口底が海抜400メートル以下に下がっている時期は東北や関東で地震・噴火が発生しにくく、


逆に400メートルを超えると大噴火や地震が頻発する時期となります。



例えば、1910年頃に三原山の火口底は海抜400メートルを超えましたが、その後、1912年から1914年にかけて噴火、


そして1923年には関東大震災が発生し三原山の火口底は海抜400メートル以下となりました。



1940年代に入ると、さらにそれが反転し、上昇し始めました。


そして1950年から1951年にかけて大噴火が起き、1953年にはマグニチュード7.4の房総沖地震が発生し、その後三原山の火口底は再び400メートル以下に下がりました。



1970年代にも三原山の火口底は海抜400メートルを超えました。


その後、1986年に噴火が起き、その後2011年に東日本大震災が発生し、


三原山の火口底は海抜400メートル以下に下がるのかと期待していたが、結局、下がることはありませんでした。



続いて2015年に小笠原諸島西方沖でマグニチュード8.1の地震が発生しましたが、なお三原山の火口底は下がらずにいます。



火口底が下がらないということは、おそらく三原山の下にあるマグマ溜まりが大きな圧力を受け続けている可能性が高いです。


この海洋プレートからの圧力が抜けるには、東日本大震災や小笠原諸島西方沖ではない別の巨大地震が生じる必要があります。


そしてそれが、伊豆諸島沖ではないかと考えられているのです。



また、伊豆諸島沖で巨大地震が発生すると伊豆諸島や小笠原諸島では壊滅的な激しい揺れに襲われると予想されますが、


それよりも恐ろしいのが「津波」の発生です。



本州は予想される震央からかなり距離があるため、それほど揺れによる被害は生じないかもしれません。


しかし、津波が発生すると関東だけでなく、東海、四国などにも押し寄せることになります。


歴史的に伊豆諸島沖地震に近い地震で1605年の慶長地震があります。



この地震はこれまで南海トラフが割れたものだと考えられてきましたが、


2013年の地震学会では「慶長地震は南海トラフではなく、伊豆・小笠原海溝沿いの巨大地震である」という新たな仮説が打ち出されました。



慶長地震では高知県室戸市では高さ10mにもなる大津波が押し寄せました。



伊豆諸島沖地震がこれよりも大型であれば、津波はさらに高くなることが予想されるのです。



「岐阜、愛知、三重、滋賀」の境界周辺


2019年~2022年まで要注意です。


上記4県の境界付近での活動に注意が必要です。



高知県中部~徳島県全域


2019年~2022年まで要注意です。
高知県中部、東部、徳島県全域での活動に注意してください。



日向灘南部沖


2019年~2021年まで要注意です。


熊本、大分、宮崎、鹿児島の内陸部及びその沖合での活動に注意が必要です。



伊豆諸島沖地震とともに、日本列島に迫っているとされるのが「日向灘南部沖地震」です。


日向灘では、20世紀に4度の大きな地震が発生しています。


1923年にマグニチュード7.1の地震が2度、1961年と1984年にもマグニチュード7クラスの地震が起きています。



この南北のラインの中で、日向灘南部沖のみが空白域となっているため、ここに大きなストレスが溜め込まれていることが指摘されているのです。



そして、日向灘南部沖にいかにストレスがかかり、地震が切迫しているのかを九州南部の火山活動の活発化が告げているのだといいます。



桜島は激しく噴火し、阿蘇山、霧島連山の新燃岳で火山活動が活発化し、2015年には口永良部島が大噴火しました。


九州南部の火山のマグマ溜まりに強い圧力がかかっていて、マグマを上昇させ、それが火山活動の活発化や噴火につながっていると考えられています。



それらの火山の火口底はかなり上がっていて、空からそれが確認できるほどになっています。


さらに言えば、日本列島の南半分にある火山の火口底はほとんど下がっていません。


日本列島南部、とくに九州南部には強いストレスが溜まっていて、それは巨大地震、または巨大噴火でしか解消できないのです。


その巨大地震の一つが日向灘南部沖地震ではないかと予測されています。