南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、動物や海洋生物、ラドン濃度、電磁波ノイズ 、地殻変動、水文観測などの異常から警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。




2018.12.5更新
最新警戒情報
Level.5:
Level.4:
Level.3:沖縄、北海道、東北
Level.2:長野、関東南部
Level.1:和歌山、徳島

発生率、及び推定マグニチュードから人的被害を及ぼす危険性の高いものをlevel5から順に表示しています。
※過度に心配せず減災、防災等の意識の向上にお役立て下さい。


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前震は必ず発生するのか? 大地震が起こると地震が起こりにくくなる?

 

 

 

大きな地震の前には前震は必ず起こるのか?

たしかに、大地震の前にそれより小さな地震が発生することは珍しくありません。

 

阪神淡路大震災では、数時間前に震源周辺でM3.5の地震が少なくとも3回起きました。

 

東日本大震災では2日前にM7.3の地震が発生しています。

 

ただ、これらの地震もさらに大きな地震が起こるまでは前震として考えられることはありませんでした。いずれも、後から見て「あの時の地震はこの大地震の前震だったんだ」と気付くことになります。

 

 

わかりやすい例が、2016年の熊本地震です。

熊本地震では、はじめにM6の地震が発生し、気象庁はそれを本震と発表していました。

しかし、その2日後にさらに大きなM7の地震が発生したことで、これまで本震とされていたM6の地震が実は前震だったと解説しました。

 

 

このような前震は必ず発生しているのでしょうか?

昔と比べて今の観測システムは非常に優秀で、より正確に地震現象を把握することができるようになっています。

このような観測ができるようになってからは、ほとんどの大地震の前に前震活動が記録されています。

 

大地震の際に起こる破壊活動は、初めはどれも小さな破壊からはじまると考えると当然といえます。

 

 

 

余震はほぼ必ず発生する

大地震が発生した後の余震は、ほぼ確実に発生することがわかっています。

 

また最大余震と呼ばれる大きな余震は、本震よらマグニチュードで1小さいことが多く、それより小さな余震で、前記事で説明したGR則を満たすように発生します。

 

余震は一日あたりの発生数が次第に減少し、その発生率が経過時間と反比例するという法則をもっています。

 

 

群発地震はなぜ発生するのか?

本震がなく、小規模〜中規模程度の地震がたくさん起こるものを群発地震と呼びます。

 

これは地下水の異常な上昇(水噴火)や火山の噴火活動に関連して発生することが多いので、火山周辺や地下水が豊富な地域ではこの群発地震が発生しやすいです。

 

また、群発地震はスロースリップイベントが発生しているときに、起こることもあるため、火山も地下水もない場所で群発地震が起こる場合はSSEとの関連が疑われます。

 

 

すべての地震は誘発地震

東日本大震災が発生した時、まだ被害の全貌が明らかにならないうちに、長野県と新潟県の県境付近で最大震度6強を観測する地震があり、かなりの被害が生じたことは知っているでしょうか?

 

東北沖巨大地震の衝撃が大きすぎたために、こちらの地震はあまり記憶に残らなかったのです。

 

しかし、このときの地震は過去に発生した新潟県中越地震とほぼ同程度の地震で、単独で発生していたならば、相当大きなニュースになっていたはずです。

 

 

これは東北沖地震によって日本列島の各地に生まれた、大きな岩盤のひずみが引き起こした誘発地震です。

それだけではなく、東日本大震災もその前に起きたM7の地震の誘発地震であり、その後の余震もすべて東日本大震災による誘発地震であると言えます。

 

ほぼすべての地震が誘発地震である可能性があるのです。

 

どんなサイズの地震でも、岩盤の中で複雑な破壊すべりを引き起こすので、周辺の岩盤にかかる力の状態を変えるため、次の地震が誘発される可能性を高めると考えられています。

 

 

大地震が発生することで、地震が起こりにくくなる?

大きな地震が発生した後、それによる余震や誘発地震が起こりやすい方向がある程度決まっています。

 

破壊すべりによって引き起こされる変形は、場所によっては岩盤を圧縮し、別の場所では岩盤を膨張させます。

そのうち岩盤が圧縮される場所では地震が起こりにくくなるのです。

 

大地震が発生したからといって、その周辺すべてで誘発地震が発生する可能性が高くなるとは限らず、逆により地震が起こりにくくなる場所もあるのです。

 

 

 

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