南海トラフ地震警戒情報

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東北地方太平洋沖地震はM7.9だった!?マグニチュードの正確性とは?

 

 

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マグニチュードの定義

地震研究の進展とともに様々なマグニチュードの定義が用いられてしました。

 

現在よく普及しているものでも5種類以上あるのですが、おおむねすべてのマグニチュードMがエネルギーEを用いて、

 

M=2/3log(10)E+定数

 

のように表すことができます。

 

マグニチュードが1違うとエネルギーは約30倍違い、マグニチュードが2違うとエネルギーは1000倍違うということになります。

 

 

マグニチュードは不正確?

ひとつの地震について、定義の異なるマグニチュードの値は当然異なることになります。

 

マグニチュードは観測される地震動からの推定量で計算されるため、0.1〜0.2程度の推定誤差は常にあります。

 

度々マグニチュードが訂正されることが多いのもこのためです。

 

 

 

東日本大震災はM7.9だった

東北沖の巨大地震はマグニチュード9.0といわれています。

 

しかし、実際に気象庁が地震直後に公表したマグニチュードは7.9でした。

 

それに基づいて最初の津波警報が出されたために、津波の高さの見積もりが小さめになったといわれています。

 

 

しかし、これは気象庁の計算ミスなどではありません。

 

ある種のマグニチュードでは計算上の最大値が決まっていて、気象庁の計算方法も同じように限界をもっていました。

 

東日本大震災によって、その限界があらわになったのです。

 

このように非常に大規模な地震の大きさを正確に測れないのでは、防災対策上問題があるとして、今でも議論されています。

 

 

正確に地震の大きさを測る「地震モーメント」

震源の大きさは、マグニチュードとは別の方法によって、正確に推定することができます。

 

それが地震モーメントです。

 

断層のすべりによる変形量で地震の大きさを測るもので、様々な方法で推定することができ、その誤差も比較的小さいため、地震の大きさを測る尺度としてかなり正確といえます。

 

地震モーメントに比べると、マグニチュードははるかに不正確なため、地震の大きさを表す物理量として、業界内では地震モーメントを用いるのが一般的となっています。

 

 

ちなみに、東北沖地震をこの地震モーメントで計算すると、Mw=9.05となります。

 

この数値が東北沖地震がM9の超巨大地震といわれる根拠となっているのです。

 

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