南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、動物や海洋生物、ラドン濃度、電磁波ノイズ 、地殻変動、水文観測などの異常から警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。




2018.12.5更新
最新警戒情報
Level.5:
Level.4:
Level.3:沖縄、北海道、東北
Level.2:長野、関東南部
Level.1:和歌山、徳島

発生率、及び推定マグニチュードから人的被害を及ぼす危険性の高いものをlevel5から順に表示しています。
※過度に心配せず減災、防災等の意識の向上にお役立て下さい。


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津波に巻き込まれたらどうすればいいのか? 実際に生還した人達から学ぶ

 

 

東日本大震災で、実際に津波に巻き込まれて、奇跡的に生還したという人達が結構多いです。

 

津波にもしも巻き込まれたらどうすればいいのか?

正直、正解はありません。というのも1m以上の津波に巻き込まれると人は身動きがとれなくなり、津波に身を任せることしかできなくなると言われています。

 

しかし、津波に巻き込まれる寸前までは身体を動かすことができます。

「どうしよう、このままでは津波にのまれてしまう!」といった状況でどのような行動をとれば、その後生還できる可能性が高まるのでしょうか。

 

実際に津波から生還した人達の体験談から、学ぶことで、万が一、自分が同じ状況におかれたときにその体験談と照らし合わせて、自分にできることは何があるのか、いくつか引き出しを持っておくことが重要です。

 

 

 

迷わず一瞬で判断したことが生還に繋がった

宮城県気仙沼市の沿岸部で仕事をしていた、Sさんは津波警報を聞き、車で高台にある自宅へ避難していましたが、すぐに渋滞に巻き込まれてしまいます。

 

その場に車を捨てて、逃げようと車を降りたが間に合わず、津波に巻き込まれてしまいました。

 

その直後、Sさんの目の前に流れてきたのは「漁業タンク」と呼ばれるプラスチック製のケースでした。

 

形状やサイズのイメージとしては、大きめのお風呂の浴槽みたいなもので、総重量が1tであると知っていたSさんは、これなら人が乗っても沈まないと思い、迷わず乗り移りました。

 

その後、猛烈な勢いの引き潮に流されていくなか、かろうじて水面から顔を出しながら流される女性を発見しました。

 

Sさんは、その女性を見つけた瞬間、偶然近くにあった桜の木の枝を咄嗟に右手でつかみ、自分の方へ流れてきた女性の手をもう片方の手で握りしめました。

 

そして女性を引き寄せ、無事二人共助かりました。

 

 

Sさん

「迷わずとっさに判断したことがよかった。あそこでもたもたしてタンクに乗れなかったら自分は助からなかったし、機敏に木の枝に掴まることができなかったら女性を助けられなかった。」

 

 

必死にしがみつき、最後まで耐えた

3月11日、大津波警報がでたことを受けた職員のSさんは防潮堤の水門が閉まっているか確認をしに駆けつけました。

 

ちゃんと水門が閉まっていることを確認したSさんは、その後、海の方へいき、水位を測っていました。

 

これまで警報がでるたびに水門に駆けつけていたSさんは、これまでの経験から津波に対しての危機感はあまりなかった。

 

前日にも津波警報がでて、そのときは波がきてるかどうかもわからないほどで、今回は完全になめていたという。

 

しかし、その直後にこれまでに見たことのないほど大きな津波が襲ってくるのが見えました。

すぐさま車に乗り込み逃げましたが、あっという間に津波に追いつかれてしまいました。

 

車ごと波にのまれたSさんに海水とともに大量のがれきがおそってきました。

そして、流れてきた家がフロントガラスにあたり、窓ガラスにヒビが入っていましたが、そのヒビが入ったことが幸いして、肘でガラスを突き破ることができ、車の外へ脱出することができました。

 

その後、車のトランクに乗ったのだが、すぐに波とともに車がいなくなり、Sさんは津波に飲み込まれます。

 

津波に流されている中、海面からわずかに10cmくらい草がでているのが見えたので、それにしがみついて、なんとか流れに耐えました。

 

あとでわかったことだが、その草は高さ10m以上もある木の天辺部分でした。

10m以上もある木が見えなくなってしまう程、浸水していたと考えただけでも想像を絶する規模であったことがわかります。

 

その後、強烈すぎる流れに耐えきれず手を離してしまいます。そして引き波で沖へ流されそうになったとき、切れた電話線を見つけ、流されてしまわないように必死でそれを身体に巻き付けました。

 

そのまま、呼吸を止めて目を閉じてぐっと耐えるしかなかったそうです。

 

意識を失いかけたとき、ようやく水が引き始め、すぐ近くの高台から見ていた人がすぐに救出に駆けつけSさんは九死に一生を得ました。

 

 

 

海に漂流しても生きる希望を失わず生還

Hさんの自宅は海岸から1キロ以上離れていて、しかも鉄筋コンクリート構造であったため津波は大丈夫だろうと思い、避難しなかった。

 

しかし、Hさんが二階から見た光景は予想を遥かに超えるものでした。

その光景が目に入った次の瞬間にはもう家は津波に飲み込まれていました。

 

瓦礫が身体に当たり、目の前は真っ暗。
ただ必死に浮いて水面に顔を出すことしかできなかったといいます。

 

そのときに顔を出して左右をみると、家の屋根がすぐ横に浮いていました。

それに捕まり、残っているすべての力を振り絞ってなんとかよじ登ることができました。

 

そのまま引き波によって沖に流されたHさんは、屋根の上で救助を待つしかありませんでした。

 

じっとしていると瓦礫にしか見えないとおもい、必死で空を飛び交うヘリに向かって手を振っていました。

 

体力が落ちていく中、Hさんのもとに、ヘルメットや布団、毛布などが偶然次々と手の届くところに流れてきました。

寒くて震えていたHさんはすかさず毛布を拾い上げ、屋根に干しました。

 

他にもボトル、ボールペン、漫画本など、どんどん生きるために必要な物が自分のもとへ引き寄せられるように流れてきているように感じ、一切生きる希望を失わなかったそうです。

 

そして、三日間漂流して、体力の限界が近づいてきたときに自衛隊の護衛艦により救出されました。

 

 

 

車に閉じ込められ、死を覚悟

Nさんという女性は車ごと津波に流された後、車内に閉じ込められて溺れそうになりました。

 

Nさんは地震後、仕事中の主人のことが心配になり、主人の職場に向かって車を走らせました。

 

しかし、その途中ふと横の景色に目をやると、津波が防波堤をこえてこちらへ押し寄せてくる光景が見えました。

 

そして目の前に視線を戻すと、すでに街は浸水状態。それ以上車を進めることができないと判断したNさんはUターンをし、高台の神社へと向かいました。

 

神社の周りにはすでにたくさんの駐車車両で埋まっていて、なんとかスペースを見つけたNさんが車を止めてドアを開けようとした瞬間に津波が一気に押し寄せてきて、そのまま車ごと巻き込まれました。

 

どんどん車内に水が入ってきて、なんとか脱出しようとしましたが、ドアも開かず、窓を割ることもできません。

 

そこでNさんは死を覚悟しましたが、恐怖は全くなく「私の最後って、あっけないんだな」と思ったといいます。

 

その後、流され続けて30分ぐらいするとガラスを叩く音が聞こえました。

三人の男性が水をかき分けて助けに来てくれていました。

 

そして男性たちの手によって、無事にトランクから脱出できました。

 

 

 

偶然流れてきた一枚の畳

津波に流されたOさんが咄嗟に捕まったのは、一枚の畳でした。

 

海岸から200mほどの所に住んでいたOさんは、震災後、近くの土手まで海の様子を見に行きました。

 

海の水が徐々に増えて上へ上へとどんどん上がっていくのが見えたといいます。

そのとき、周りの人から逃げろと言われたOさんは、そこで初めて危険を感じ、急いで道路を駆け上がりました。

 

しかし津波は一気に前後から押し寄せてきました。

 

津波に流されたOさんは、流れてきた一枚の畳に咄嗟にしがみつきます。

Oさんが捕まったのは、畳の裏に取り付けられた持ち運び用のヒモの部分でした。

 

そして畳にしがみついたOさんの腕にしがみついてきた女性がいました。

そのまま畳と一緒に流された二人は、幸いにも20mほど流されたところで津波の勢いが弱まり、地面に足をつくことができたといいます。

 

 

桜の木によじ登り耐え続けた

Kさんは前後から津波に追い詰められ、どうしようもなくなったときに、たまたま目の前にあった桜の木によじ登り助かりました。

 

震災当時、運転中に強い揺れを感じたKさんは、家族のことが心配になり、すぐに自宅へ引き返しました。

 

避難のことよりも家族の無事を自分の目で確認することだけしか頭になかったといいます。

 

その途中、川沿いを走っていると急に川から津波が襲ってきました。

あわててハンドルを切り逃げようとしますが、その先にも津波が押し寄せてきていました。

 

その時、Kさんの目の前にたまたま桜の木があるのが見えました。それを見つけたKさんは咄嗟に車を乗り捨て、木に登りました。

 

その後、木に登ったKさんの膝ぐらいまで津波が押し寄せ、がれきや車、大きな丸太などが次々と桜の木に直撃してきます。

更には周りの木もつぎつぎとへし折れ、流れていくのが見えました。

 

これ以上、どうすることもできなかったKさんは、自分の登った桜の木が折れないことを祈るしかありませんでした。

 

一時間後、ようやく波が引き始め桜の木とKさんはなんとか津波に耐えることができました。

 

 

Kさん

「完全に選択ミスです。

当日は完全に自分よりも家族の安全を自分で確認したいという気持ちだけで動いたので、結果的に自ら危ない目に逢いに行くことになってしまった。」

 

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