南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、動物や海洋生物、ラドン濃度、電磁波ノイズ 、地殻変動、水文観測などの異常から警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。

2018.11.15更新
最新警戒情報
Level.5:
Level.4:
Level.3:沖縄、北海道、関東、東北
Level.2:長野、大分、宮崎
Level.1:

発生率、及び推定マグニチュードから人的被害を及ぼす危険性の高いものをlevel5から順に表示しています。
※過度に心配せず減災、防災等の意識の向上にお役立て下さい。


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岩手県の過去の被害地震と主な活断層


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岩手県の過去の地震活動

1896年の明治三陸地震では岩手県内で死者18,158名1933年の三陸地震では死者・行方不明者2,713名の被害が生じました。

これらの地震での被害のほとんどは津波によるものでした。

 

またそれよりも規模の小さい地震で、1994年に発生した三陸はるか沖地震(M7.6)1978年に発生した宮城県沖地震(M7.4)などでも県内では被害が生じています。

 

 

歴史の資料によると、三陸沖で発生したと考えられている巨大地震が869年、1611年に発生しており、三陸沿岸に大きな被害が生じたことが知られています。

 

この領域では短期間にM6以上の大規模な地震が続けて発生することがあり、例えば、1989年にはM6以上の地震が6日間に6回発生したという記録があります。


2011年の東北地方太平洋沖地震では、岩手県内で死者4,674名行方不明者1,115名負傷者213名建物全壊19,508戸など、非常に大きな被害が生じました 。
 

 

1896年に発生した陸羽地震(M7.2)では、主に秋田県での被害が大きかったですが、岩手県内でも死者4名などの被害が生じました。

 

2008年の岩手・宮城内陸地震(M6.8)では、奥州市で震度6強を観測し、死者2名などの被害が生じました。

 


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岩手県の主な活断層

北上低地西縁断層帯

奥羽山地とその東側の北上低地帯との境界付近に位置する活断層帯です。

 

本断層帯では、4500年前頃に活動した可能性があり、その平均的な活動間隔は16000年以上だと考えられています。

今後30年以内に発生する確率はほぼ0%ですが、万が一活動した場合はM7.8程度の地震が発生する可能性があると推定されています。

 

雫石盆地西縁−真昼山地東縁断層帯

雫石盆地西縁から真昼山地東縁へと延びる断層帯で、岩手県岩手郡雫石町玄武洞付近から同町鶯宿付近に至る雫石盆地西縁断層帯と、雫石町南西部から秋田県横手市山内に至る真昼山地東縁断層帯からなります。

 

また、真昼山地東縁断層帯は過去の活動時期などから、北部南部に区分されます。

 

雫石盆地西縁断層帯

本断層帯では、約2800年前以後、14世紀以前に活動した可能性があり、その平均的な活動間隔は不明です。

万が一活動した場合はM6.9程度の地震が発生する可能性があると推定されています。

 

真昼山地東縁断層帯

本断層帯北部では、1896年の陸羽地震の際に活動した可能性があり、その平均的な活動間隔は約6300年以上だと考えられています。

今後30年以内に発生する確率はほぼ0%ですが、万が一活動した場合はM6.9前後の地震が発生する可能性があると推定されています。

 

南部が活動した場合にはM7.0前後の地震が発生する可能性があります。

その他過去の活動や、平均活動間隔などは不明となっています。

 

折爪断層

青森県から岩手県にかけて分布する活断層です。

 

本断層が活動した場合にはM7.6程度の地震が発生する可能性があります。

その他過去の活動や、平均活動間隔などは不明となっています。

 


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岩手県に被害を及ぼす海溝型地震

三陸沖北部

三陸沖北部では、津波を伴う巨大地震が記録に残されているものだけでも、約412年間に4回発生したと考えれます。

これらの4回の地震の平均発生間隔は97.0年となります。
最近では1968年に発生していることから、経過時間は2018年現在で約50年となり、平均発生間隔の約6割が経過したことになります。



三陸沖北部では、ほぼ同じ場所で繰り返しM7.5~M8.0の地震が発生しています。

 

また、三陸沖北部の繰り返し発生する地震以外の地震では、近代的観測が始まった1885年から2011年までの約127年間に9回発生しており、活動間隔は約14年になります。

三陸沖北部でM8クラスの巨大地震が発生する確率は、今後30年以内に20%と非常に高く評価されています。
また、M7.0~M7.6程度の繰り返し発生する地震以外の地震では、今後30年以内に90%の確率で発生すると考えられています。

 

三陸沖北部から房総沖の海溝寄り

三陸沖北部から房総沖の海溝寄りの領域では、過去にM8以上の地震が幾つか知られています。

 

代表的なもので2011年3月の東北地方太平洋沖地震ではこの領域は震源域の中でも特に大きくすべりました。



本領域では今後M9.0前後の巨大地震が再び発生する可能性が指摘されていて、その確率は30年以内に30%と非常に高く評価されています。

さらに、M8.0以上の地震が7%の確率で発生するとも考えられています。

 

宮城県沖

宮城県沖では、M7クラスの地震が繰り返し発生しています。

1897年から2011年の東北地方太平洋沖地震までの約110年間に4回発生しており、平均発生間隔は約38年となります。


また、上記の繰り返し発生する地震以外で、本領域で発生する地震については、約31.8年に1回発生していたと考えられます。 

 

なお、宮城県沖の繰り返し発生する地震は、東日本大震災の余効変動が観測され続けているため、現段階では今後の歪の蓄積状況や、地震がどのような間隔で発生するかは未知となっています。

 

繰り返し発生する地震以外の本領域で発生する地震については、M7以上の地震が今後30年以内に発生する確率は60%程度と非常に高く評価されています。

 

三陸沖南部海溝寄り

三陸沖南部海溝寄りでは、1793年にM7.9の地震が発生し、死者が出るなどの重大な被害が生じています。

 

その後、1897年にもM7.7の地震が発生していますが、死傷者はありませんでした。

 

それ以降の活動としては、2011年3月の東北地方太平洋沖地震がそうであったと考えられており、震源域の中でも特に大きくすべりました。

 

この3回の地震を繰り返し発生する地震とすると、1793年~2011年までの約220年間に3回発生したということになり、平均発生間隔は約109年という計算になります

 

また、上記の繰り返し発生する地震以外の地震については、約42.3年に1回発生していたと考えられます。

 

 

繰り返し発生する地震については、東日本大震災の際に特に大きくすべり、活動していることが明確なため、その活動周期を考えると今後30年以内に活動する可能性はほぼ0%であると考えられます。

 

本領域で発生するその他の地震については、M7以上の地震が発生する確率が今後30年以内に50%程度と非常に高く評価されています。


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