南海トラフ地震警戒情報

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奈良県に被害を及ぼす地震活動

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奈良県の過去の被害地震

奈良県では1854年の伊賀上野地震により、死者280名などの被害が生じました。

 

その他には、1936年に発生したM6.4の河内大和地震などでは、人的被害や物的被害だけではなく地面の亀裂や噴砂・湧水現象も見られました。

 

1952年の吉野地震(M6.7)では奈良県内で死者3名などの被害が生じました。

 

1899年に奈良県と三重県の県境付近で発生したM7.0の地震などでは県南部を中心に被害が生じました。

 

南海トラフ地震でも、過去に大きな被害が生じており、南海トラフ沿いで発生する地震によっても奈良県では重大な被害が出ると予測されています。



奈良県の主な活断層

京都盆地、奈良盆地断層帯南部

京都市山科区から奈良県桜井市に至る活断層帯です。

 

このうち、京都府宇治市付近から城陽市付近までの約7kmの区間には活断層が存在しないと考えられ、この区間を境に北部と南部の2つの区間に分けられています。


北部は京都市山科区から宇治市付近まで延びる活断層帯で、南部は京都府城陽市の南部から奈良県桜井市まで延びる活断層帯です。

 

 

奈良盆地東縁断層帯は約1万年以上前に活動があったと考えられます。

平均活動間隔は、データの信頼性は低いですが、概ね5000年程度の可能性があり、その経過率などを考えると今後30年以内に発生する確率は、かなり高いと考えられます。

万が一活動した場合はM7.4程度の地震が発生すると推定されています。

 

 

 

中央構造線断層帯(金剛山地東縁区間)

金剛山地東縁の奈良県香芝市から五條市付近までの区間では、1世紀以後、3世紀以前に活動があったと推定され、その平均的な活動間隔は約6000年~7600年程度であった可能性があります。

 

今後30年以内に発生する確率はほぼ0%となっていますが、万が一活動した場合はM6.8程度の地震が発生すると推定されます。

 

 

木津川断層帯

木津川断層帯は、三重県西部から京都府南東部に分布する活断層帯ですが、1854年に発生し、奈良県内で死者280名という重大な被害を及ぼした「伊賀上野地震」は本断層による活動であったと考えられています。

 

この断層の平均活動間隔は短くても約4000年前後であると推定されるため、今後30年以内に発生する確率はほぼ0%となっています。