南海トラフ地震警戒情報

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大分県に被害を及ぼす可能性のある地震 中央構造線では最も大規模となる区間

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大分県では南海トラフや日向灘、安芸灘、伊予灘などで発生する地震の被害が予測されます。

 

 

中央構造線断層帯

中央構造線断層帯は、近畿地方から四国の北部を横断し、大分にまで達する444kmの長大な断層帯です。

 

過去の活動時期や断層の形状とそのずれの速度などから、全体が10の区間に分けられています。

  1. 金剛山地東緑区間
  2. 五条谷区間
  3. 根来区間
  4. 紀淡海峡、鳴門海峡区間
  5. 讃岐山脈南縁東部区間
  6. 讃岐山脈南縁西部区間
  7. 石鎚山脈北縁区間
  8. 石鎚山脈北縁西部区間
  9. 伊予灘区間
  10. 豊予海峡、由布院区間

 

豊予海峡、由布院区間での地震

それぞれの区間のうち、大分県に大きな影響を及ぼす可能性のあるのは

豊予海峡から大分県由布市付近の由布院断層までの豊予海峡―由布院区間です。

 

この区間での平均的な活動間隔は約1600年前後で、最新の活動時期は1600年~1700年頃であると推定されています。

 

ここが活動した場合、マグニチュード7.8前後の地震が発生すると推定されています。

上記の他の区間も複数同時に活動した場合(連動地震)は、M8.0以上の地震が発生するとも考えられています。

内陸部でM7以上のクラスで地震が発生した場合、重大な被害を及ぼす可能性が非常に高く、さらに中央構造線断層帯の10区間のなかでも豊予海峡-由布院区間はかなり危険な区間であるとされています。

 

ただ現段階で、今後30年以内にこの区間で地震が発生する確率は「ほぼ0%」と考えられています。

 

 

 

日出生断層帯

大分県東部、速見郡日出町から玖珠郡玖珠町まで延びる長さ約41kmの活断層帯です。

 

活動周期は数万年で、今後30年以内に発生する確率は「ほぼ0%」と考えられていますが、万が一ここが活動した場合はM7.5前後の地震が発生する可能性があると推定されています。

 

万年山-崩平山断層帯

ここは大分県の西部、由布市湯布院町から日田市天瀬町に至る長さ約31kmの断層帯です。

 

平均活動間隔は約2000年以上であると考えられていて、今後30年以内に0.003%の確率で発生すると計算されています。

万が一ここで地震が発生した場合はM7.5前後の規模になると推定されます。 

 

 

過去に発生した被害地震

日向灘や南海トラフでの地震では、過去にも大分県では大きな被害が生じましたが、それ以外にも九州地方の下に深く沈み込んだプレート内で発生する地震でも被害をうけることがあります。

 

1898年の九州中央部で発生したM6.7の地震や、1909年に宮崎県西部で発生したM7.6の地震などでも大分県南部でがけ崩れや建物への被害が生じました。

 

また、1596年の別府湾で発生したM7.0の地震では別府湾周辺に大きな被害がでました。

 

1975年には阿蘇カルデラ北部の群発地震(M6.1)大分県中部地震(M6.4)が発生し、大分県の広い地域で被害が生じました。

 

最近発生した2016年の熊本地震(M7.3)では大分県内でも死者がでるなど、重大な被害をもたらしました。