南海トラフ地震警戒情報

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日本列島で地震災害が少ない地域はどこなのか?

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過去の地震活動のデータ、将来起こりうる地震、現在発見されている活断層等から日本国内で地震が少ない地域、地震の被害が少ないと思われる地域を絞っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

過去100年間の地震活動

まずは、約100年という期間で地震活動を見てみると、どこに地震が集中しているのかが明かになります。

 

赤い点がM6以上を観測した地点であり、それ以外はM6未満を観測した地点を示しています。
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この図を見るとわかりますが、太平洋プレート境界に沿って特に大きな地震が目立っています。

 

また、フィリピン海プレートも比較的地震が多いように見えますが、南海トラフ周辺がまったく活動していないのがわかります。

 

これは、この図に使用した100年の間に南海トラフ地震が発生していないためであり、

 

例えば、南海トラフ地震発生前後の100年間を図にしたとき、この空白の南海トラフ周辺もそれによる誘発地震や余震などで、同じように真っ赤に染まると考えられます。

 

その事を考慮すると、日本の太平洋側の沖合はすべて真っ赤に染まってしまうことになります。

 

しかし、反対に日本海側は北海道南西沖では活発ですが、そこを除いて、ほぼ地震活動が見られません。

 

内陸部においても太平洋プレートに近づくにつれて、地震活動が活発になっているように見えると思います。

 

この100年間で特に集中してみられるのが、千島海溝沿いで、ちょうど今後30年以内に7~40%の確率でM8~9クラスの超巨大地震が発生するとされる場所です。

 

この場所では2003年に十勝沖の巨大地震が発生していますが、観測史上最大の規模を記録した東日本大震災が発生した場所の倍以上の活動が見られます。

 

十勝沖などの大規模な地震の影響だけでなく、総合的にここでは地震が頻発する場所であると考えることができます。

 

 

 

逆にあまり地震活動が見られない場所を見てみると、この図では以下のような地域が地震が少ないと判断できます。

  • 北海道北部
  • 日本海側の新潟県を除く地域
  • 長野県
  • 岐阜県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 山口県
  • 高知県※
  • 徳島県※
  • 香川県※

 

この中でも岡山県、広島県、高知県、香川県、徳島県が位置する以下の範囲(青○)では、少なくとも100年間はほぼ地震が起きていません。


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南海トラフ地震での被害を除くと、比較的地震が少なく、安全な地域であると言えます

 

 

 

将来発生する可能性のある大地震

南海トラフ地震

日本で将来発生する可能性のある大地震で、代表的なものがやはり「南海トラフ巨大地震」です。

 

今後30年以内に80%以上の確率で発生するとされ、地震の規模はマグニチュード8クラス。

 

最悪のケースではマグニチュード9クラスの巨大地震になると予想されています。

 

 

南海トラフ地震が発生すると西日本の太平洋側のすべての地域で大きな被害が予想されます。

 

首都直下型地震と関東大震災

次に代表的なものが、首都直下型地震と関東大震災。

 

両方とも南関東地方のどこかを震源としてマグニチュード7~8クラスの地震が発生すると考えられ、震源によっては津波も発生する可能性があります。

 

首都直下地震は特定の固有地震を指すものではなく、南関東の直下を震源とする被害地震クラスの数種類の大地震をまとめて指す呼び方です。

 

また、関東大震災タイプの地震はM8を超えるとされる相模トラフ沿いで発生する巨大地震で大津波を引き起こす可能性が高い危険な地震です。

 

千島海溝沿いの巨大地震

これは北海道の十勝沖や根室沖、色丹島沖、択捉島沖などで発生する海溝型の巨大地震です。

 

マグニチュード7~9クラスの地震が予想されており、巨大津波が発生することも想定されているため重大な被害が予想されます。

 

日本海東縁部

北海道の北西沖、西方沖、南西沖、青森県西方沖などで発生するとされるM7~8クラスの地震。

 

ここは発生する確率が極端に低く、大きく見積もっても今後30年以内に起こる確率は0.1%とされています。

 

しかし、2019年6月に発生した山形県沖地震の影響によりこれらの領域が刺激を受けたことがわかっており、今後の活動に影響を与える可能性もあるため安心はできません。

 

東北沖の地震

東北地方では、東日本大震災が発生したことで、しばらくは大きな地震は起きないだろうと考える人が多いです。

 

しかしそれは間違いで、今後30年以内にM7クラスの地震は90%の確率で発生。

 

M8クラスが20%東日本大震災同等クラスの地震が30%の確率で再び発生すると予想されています。

 

 

これらが主に大きな被害が想定される地震ですが、その他にも日向灘や新潟県などでM7以上の地震の発生も予測されています。

 

しかし、これらを見てもほとんどが太平洋側で発生する巨大地震であり、日本海側では大きな地震の発生はほとんど危惧されていません。

 

 

 

現在確認されている活断層

日本列島には、周辺の海底も含めて多くの活断層が刻み込まれており、現在見つかっているものだけでも、日本全国で約2000あると言われています。
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これらの活断層分布を見てみても、やはり太平洋側に固まっていることがわかります。

 

 

現在見つかっている活断層が比較的少ないのが以下の地域です。

 

北海道北部

群馬県

栃木県

茨城県

鳥取県

岡山県

宮崎県

高知県

和歌山県など

 

活断層の多くは、一瞬大きく動いて地震を発生させた後、次の地震が発生するまでは全く動きません。

 

このような性質があるため、詳しく調査しなければ活断層の存在に気がつかないのです。

 

また、活断層は長期的に見るとある程度定期的に、ほぼ同じような規模で動くと考えられています。

 

【糸魚川ー静岡構造線断層帯】

糸魚川ー静岡構造線断層帯は近い将来地震を発生させる可能性が高いと考えられている断層帯のひとつです。

 

想定されるマグニチュードは7以上で、本断層帯の各区間が複数同時に活動した場合にはM8クラスになる可能性があります。

 

阿寺断層帯

岐阜県下呂市から加子母を経て、岐阜県中津川市北東部に至る断層帯です。

 

ここは約3千年以上前に活動したと考えられていて、活動周期は約1千800年~2千5百年だと推定されています。

 

推定している活動周期から、かなり時間が経過しているため、地震の発生する確率が高いとされています。

 

富士川河口断層帯

富士山の南西山麓から静岡県東部の駿河湾奥に流れ込む富士川の河口付近にかけて、ほぼ南北に延びる活断層です。

 

ここで予測されている地震の規模はマグニチュード8クラスで、30年以内に10~18%の確率で発生すると考えられます。

 

 

安全な地域はどこなのか?

断層が少ないということは地震も少ないということです。

 

そしてその証拠が、過去の地震活動を表したものです。

 

さらに日本で将来発生する可能性のある大地震による被害を受けない、または被害が少ない以下の4つの地域が、日本で地震が少なくて安全な地域と言えるのではと思います。

  1. 島根県
  2. 岡山県
  3. 北海道北部
  4. 群馬県

    沖縄地方の地震活動 琉球海溝でM9クラスの巨大地震 - 南海トラフ地震警戒情報

 

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