南海トラフ地震警戒情報

自ら四国沿岸部へ移住し南海トラフ地震の観測、研究をしています。南海トラフをはじめ、その他の巨大地震などを潮位、動物や海洋生物、ラドン濃度、電磁波ノイズ 、地殻変動、水文観測などの異常から警告します。 ※人的被害を減らすのが目的で、予言などではありません。

2018.11.15更新
最新警戒情報
Level.5:
Level.4:
Level.3:沖縄、北海道、関東、東北
Level.2:長野、大分、宮崎
Level.1:

発生率、及び推定マグニチュードから人的被害を及ぼす危険性の高いものをlevel5から順に表示しています。
※過度に心配せず減災、防災等の意識の向上にお役立て下さい。


f:id:tsukasa-fp:20180822225926j:image


f:id:tsukasa-fp:20180822225935j:image


f:id:tsukasa-fp:20180822225948j:image


f:id:tsukasa-fp:20180822225958j:image


f:id:tsukasa-fp:20180822230005j:image

南海トラフのプレート境界でスロースリップ現象とそれに伴う深部低周波地震を気象庁が観測。


スポンサーリンク

今月7日に気象庁は、先月10日~28日にかけて、愛媛県中部から南部と、瀬戸内海西部の伊予灘、そして豊後水道で通常の地震波よりも周波数が低く、揺れが小さい「低周波地震」が発生していたことが明らかになったと発表しました。

 

周辺の観測機器でわずかな地殻変動も観測されていて、地震の規模はマグニチュード6程度だとしています。

 

 

そして今回観測されたこの「深部低周波地震」「地殻変動」について、南海トラフ震源域のプレート境界の深部で起きている「スロースリップ」が原因であると推測しています。

 

 

気象庁の発表を聞いたかた、見た方のなかで訳の分からない用語や、わかるけどなんとなく想像で理解しているという人が多いように感じましたので、現在何が起こっているのかというのをなるべく皆さんに伝えられるように記事を書いていきたいと思います。

 

 

今回のニュースに出てきた三つの用語をまず解説したいと思います。

 


スポンサーリンク
 

 

 

地殻変動とは

地殻とは簡単にいうと地面のことで、地殻が変動する、つまり地面が何らかの力で動くことを地殻変動と言います。

 

ではなぜ地面が動くのかというと、細かく説明をすると地球のマントルや熱対流などかなり難しい話になってくるので簡単に説明するとすれば、プレートが動くことで歪みが溜まり、その圧力により地面が押されたり、持ち上がったり、沈んだりする。

 

かなり大雑把な説明ですが、このような歪みの圧力によって地殻が変動するということです。

 

 

つまり南海トラフでの歪みが溜まれば、陸側のプレートにも少なくとも圧力が加わるので、南海トラフ地震の発生が近づくにつれて西日本内陸での地震活動が活発化するという現象はかなり信憑性があるものだと考えられます。

 

そしてこの地殻変動が唯一地震との関連性が確実で、将来の地震予測に不可欠になるということは間違いないと思っています。

 

地殻変動は基本的に、垂直方向や水平方向などの地殻が移動する向きと、その方向に何センチ移動しているのかという距離を観測し、そこから様々な調査を行っています。

 

聞くだけではものすごく単純ですが、実際はものすごく複雑で奥が深く、

最近ではほぼ確立されつつあったモデルが2016年の熊本地震によって崩され、様々な学者の頭を悩ませてきました。

 

 

 

低周波地震(深部低周波地震)とは

低周波地震とは、通常の地震波よりも周波数の低い微小な揺れの地震です。

有感地震と違い、人間にはその揺れを感じることはできません。

 

主に火山の噴火の前兆としてこの低周波地震が発生することがわかっています。

 

 

また、プレートの境界の深さ30km~40km付近でも低周波地震が発生することも分かってきており、これを「深部低周波地震」と呼びます。

この「深部低周波地震」はプレート境界でスロースリップが発生しているときに、多く発生しやすいと考えられています。

 


スポンサーリンク
 

 

 スロースリップとは

スロースリップとは、別名で「ゆっくりすべり」とも言います。

 

通常、地震は歪みが蓄積されて耐えられなくなったときに高速で断層がすべることで発生します。

 

 

一方このスロースリップ(ゆっくりすべり)は、ゆっくりと断層が動いて地震波を放射せずにひずみを解放する特異な現象です。

つまり人間には感じられない微小の揺れを起しながら、ゆっくりと断層がすべっていく現象です。

 

プレート境界ではスロースリップと通常のすべりの両方が発生していることがわかっており、あ互いに影響を及ぼしあっていると考えられています。

 

 

現在南海トラフ周辺では何が起こっているのか?

気象庁の発表によると、愛媛県や豊後水道でマグニチュード6前後の深部低周波地震が発生している。

 

想定震源域のプレート境界の深部で短期的なスロースリップが起きていて、今回観測された深部低周波地震はそれが原因だと考えられています。

 

 

分かりやすく言うと、プレート境界でスロースリップがお起きていて、断層がゆっくりと滑ることによって今回の低周波地震が観測されたという可能性があります。

 

また、四国地方では南海トラフの歪みによるものだと考えられる地殻変動を多く観測しています。


スポンサーリンク
 
にほんブログ村 ニュースブログ
人気ブログランキングへ