南海トラフ地震警戒情報

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関東大震災、首都直下型地震はいつ起きる?南海トラフが連動する可能性も

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関東大震災と首都直下型地震

関東大震災は本来、関東地震と呼ばれおよそ200年周期で発生する大地震だとされています

 

前回の発生が1923年で周期的にはまだ100年は余裕があると考えられます。

 

 

そして首都直下型地震とはその名の通り、首都圏で発生する直下型の大地震のことを言います。

 

本来は南関東直下地震と呼ばれ、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城の南部で歴史的に繰り返される数種類の大地震をまとめて指すもので、東京で発生する直下地震に限定されたものだと勘違いされることがあります。

 

 

いずれも人口、政治、行政、企業などが集中している首都圏で大きな直下型地震が発生すると多大な被害が生じることは間違いないでしょう。

 

またどちらにも言えることですが、いずれも発生した際、震源によっては大津波を発生させる恐れがあります。 

 

相模トラフ巨大地震

関東地方で発生する地震で相模トラフのプレート境界で発生する巨大地震があります。

1923年に発生した関東大震災や、1987年に発生した千葉県東方沖地震もこの相模トラフ沿いで発生した地震であったと考えられています。

 

マグニチュード8クラスのもので発生間隔は180年~590年と推定されています。

 

相模トラフと南海トラフが連動する可能性

一部の専門家は相模トラフ巨大地震が発生すれば、相模トラフ沿いの固着が外れることによってそれが南海トラフ断層面へのフィリピン海プレートの最後の一押しとなり連動して発生してしまうケースもあり得ると説明しています。

 

 

昔の地震について詳細なデータが存在しないので、過去の活動記録などから推測するしかありません。

 

連動する可能性を過去の両トラフの活動記録から見てみたいと思います。

 

 

相模・武蔵地震→仁和地震

一番古い記録で「相模・武蔵地震」というものがあります。 

 

これは878年10月28日に発生したマグニチュード7.0~7.5(推定)の地震で、これが相模トラフのプレート境界で発生したものであると考えられています。

 

 

そしてこの地震の9年後の887年8月26日に「仁和地震」という南海トラフ沿いの巨大地震と推定される地震が発生しています。

 

推定ではマグニチュード8.0~8.5の規模であり、地震、津波の両方でかなりの被害を受けたという記録が残されていますが、礫岩層の堆積物から「宝永地震」を超えるマグニチュード9クラスの超巨大地震であった可能性もあるという説もあります。

 

 

 

三陸沖の巨大地震も連動していた可能性

この仁和地震が発生する18年前の869年には、なんと三陸沖を震源とする津波を伴った巨大地震「貞観地震」も発生しています。

 

推定マグニチュードは8.3~8.7であったとされ、「東北地方太平洋沖地震」(東日本大震災)がこの地震の再来であったと考えられています。

 

 

三陸沖で地震が発生してから9年間隔で両トラフが動いているということになりますが、これらの地震が連動している可能性は十分考えられます。

 

 

相模トラフ?→明応地震

次は1495年9月3日に発生したと記録されている大地震が相模トラフである可能性、そして南海トラフと連動している可能性が疑われています。

 

1495年に発生した地震の記録が誤記である可能性や相模トラフではない可能性もあり、情報はあいまいなのですが、もし誤記ではなく相模トラフでの地震であった場合、

 

この地震と連動していると考えられるのが1498年9月11日に南海トラフで発生したとされる「明応地震」

 

こちらはわずか3年という間隔で発生しており、誘発地震である可能性が非常に高いとされています。

 

 

元禄地震→宝永地震

そして1707年10月28日に発生した南海トラフ巨大地震である「宝永地震」

 

宝永地震は南海トラフのほぼ全域にわたってプレート間の断層破壊が発生したと推定され、マグニチュードは8.7~9.3と推定されこの地震をきっかけに宝永大噴火という富士山の大噴火が始まり記録に残る日本最大級の地震となりました。

 

 

この4年前、1703年12月31日に関東地方を襲った大地震「元禄地震」が発生していました。

 

マグニチュード8.1~8.5であったと推定され、死者は6700人以上でています。

 

 

この地震の震源は相模トラフの房総半島南端にあたる千葉県の野島崎と推定されています。

 

 

このような過去の記録だけをみてみると、数年という短いスパンで両トラフが活動していることがわかります。

 

関東大震災、首都直下型地震はいつ起こるのか?

上記の歴史の中で「三陸沖の地震」と連動している可能性のあるものがありましたが、まったく同じ間隔で連動すると仮定すれば東日本大震災が発生した2011年から9年後の2020年に相模トラフで地震が発生するということになります。

 

また同じように南海トラフも連動すると仮定すれば2029年となります。

 

 

 

 

日本は北米プレートユーラシアプレート太平洋プレートフィリピン海プレートの四つのプレートの上にあります。

 

 

南関東は北米プレートの上にあり、その下にフィリピン海プレート、さらにその下に太平洋プレートが沈み込んできています。

 

南関東の地下はこの三つのプレートが重なった状態になっており、これらのプレートがこすれたり衝突したりして頻繁に地震が発生しています。

 

 

このような状態のなかで東日本大震災により太平洋プレートが大きく動いたら、他の二つのプレートに影響を与えてしまうというのは普通に考えられることです。

 

 

このようにしてフィリピン海プレートに影響を与え、相模トラフで地震が発生したことによって太平洋プレートから離れた南海トラフにまで影響を及ぼし、三種類の地震が連動したと考えることもできます。

 

 

そして過去の歴史上、関東大震災が発生するまでの間に複数回直下型の地震が発生しています。

 

関東地震が発生してから次の周期がくるまでの間に回数にして3回~6回程度期間だと約10年~30年間隔でマグニチュード7クラスの直下地震が発生しています。

 

 

前回の1923年に起こった大正関東地震から数年間隔でマグニチュード7クラスの地震が2回発生しましたが、それから現在までマグニチュード7クラスの直下型の地震というのは記録にありません。

 

 

このようなことから首都直下型地震はいつ起きてもおかしくない状態であるというのはかなり現実的なものであると判断ができます。

 

【東京都】南海トラフ地震の被害想定 - 南海トラフ地震警戒情報